第93回「I Wanna Go To A Place...」Rie fu

気付けば5月下旬ですねぇ。今年から新しい環境になった方々もそろそろ新生活に慣れてきた頃ではないでしょうか？さて、本日紹介するのは、Rie fuの「I Wanna Go To A Place...」です。

●Rie fuって？
（→公式サイト）
Rie fu（リエフウ）：1985年01月11日生　東京都出身　ロンドン系術大学在学中
7歳から10歳までアメリカのメリー・ランド州で過ごす。帰国後、学生生活のかたわら、ピアのとギターで曲を創り始める。デモテープがきっかけでデビューに至る。2004年03月24日、シングル「Rie who!?」でデビュー。英語と日本語使い分け、穏やかなメロディと日本人離れしたセンスで話題を呼んでいる。 2004年9月23日、シングル「Life is Like a Boat」をリリース。

■ガンダム強し！

4月29日にガンダム主題歌の「僕たちの行方」を紹介しましたが、ガンダムはそれだけではなかった。エンディングもしっかりTOP10入り。最近のアニメ関係は作詞家としても目が離せないのですが、ガンダムはほんと特別。毎回、ヒットを出してきます。でも、私、ガンダムは初代派。アムロ、シャア、セーラさん、ララなどなどのヴァージョンなんですよね。初代ガンダムの放送時期は、1979年04月07日〜1980年01年26日だったそうです。確かに、そんな頃だったなぁ。26年も経っているんだ。

I wanna go to a place where I can say
That I'm all right I'm staying there with you

「自分が強く思う場所に行く。それがあなたの近くである」という意味に解釈できるこの歌詞。常に、自分を強く持つことが大切なんだと思わせてくれる。ガンダムってそういう世界をずっと持ち続けてきたんだろうな、と予想する。

■見落としやすい目の前のこと

普遍的な言葉で歌われる。そう目の前に気付くということ。これってすごく大切。未来を夢見ることより今自分がどの場所に居るかを確認すること。もし、今何をしたいか分からない人がいたなら、今自分がどこに居るかを考えてみるのはどうだろう？今の場所の満足度、そして、それをどうしたいのか、そのためにはどうすべきか？ものごとは具体的に考えないと動けないのだ。

そしてもっと探して　目の前に気付いて
明日はきっと風向きも　変わるように

大きな夢を描きすぎると、足元がおろそかになって、甘い話に騙されたりもする。しっかり自分の持っているものを確かめてください。そして、足りないものを補いつつ、次なる場所を探してください。そう明日になれば風向きが変わるかもしれない。今日は絶対に無理って思ったことも、明日になったら可能になるかもしれないし。努力していれば、誰かが見ていてくれるかもしれない。そして、何かしらのチャンスが与えられるかもしれない。そのためのアンテナもしっかりはっておくべきなんだろうね。