第71回「泣いたりしないで」福山雅治
暖かい日があったと思ったら、また寒くなったりして、体調管理をちゃんとしないとって感じるこの頃。そして、この冬から春にかけては、花粉がすごいとか。花粉症デビューをしていない私ですが、予防をしっかりしようと思ってます。さて、本日は、福山雅治「泣いたりしないで」。
●福山雅治って?
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(→レコード会社サイト)
福山雅治(ふくやままさはる):1969年02月06日 長崎県生まれ。
今年でデビュー13年。それを記念して2003年08月27日にMAGNUM SINGLE「虹/ひまわり/それがすべてさ」とMAGNUM COLLECTION「SLOW」が同時発売。2004年12月1日には、NHK連続テレビ小説「わかば」のオリジナル・サウンドトラックにも参加している。
■Love Songだな〜
NHK連続テレビ小説「わかば」の主題歌だからなのか、とても素直な歌詞だ。そして、とっても、まっすぐなLove Song。歌の力ってすごい!って思うのは、普通に口にしたら恥ずかしいような言葉もOKになっちゃうところ。この歌に出てくる歌詞は、どの言葉も直球すぎて照れくさくなるくらい。でも、許せちゃうのは、歌であって、福山であるから、かもしれない。
失くしたものなんて もう忘れなよ
やっぱり本当の笑顔が いいよね
本当の笑顔、いったいどれが本当の笑顔だろう。笑うつもりがないのに、ふっと笑ってしまう瞬間とか。気づいたら笑顔になっていたとか。一緒に歩いているだけなのに、心が温かいとか。そんなことなのかなぁ。眉間の皺をはずして、ちょっと笑ってみたら、いろんなことが解決するかも。
■何が優しさなのか?
どんな人が好き?と女性に問うと「優しい人」という答えが返ってくる事が多い時代があった。もしかしたら、今もかもしれないけど。ところで、優しい人の定義ってなんなんだろう? 甘やかすことが優しさではないだろうし、ほめることだけでもないだろうし、時には叱ってくれることも優しさなんて、言うし。とっても難しいもの。だからこそ、「間違えないで」と歌っているのかな、と思う。
やさしさを 間違えないで
幸せを わけ合いたいんだ
そして、もうひとつ。男性は結婚の時に「君を幸せにするよ」と言う場合があるけど、現代はもう違うと感じている。幸せは二人でつくるものであって、どちらかが一方的に渡すものでも、与えるものでも、受け取るものでもないのだ。もし、君を幸せにするために僕が不幸だったら、君は本当に幸せなのか?と言うことにも繋がる。幸せをわけ合う。共有する。一緒に歩く。そんなパートナーを欲しいと思うこの頃だなぁ。
公開:2004/12/17 TEXT・みど(c) 2003 RGS680,all rights reserved.