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2004年04月26日付けTOP10

  1. 彩〜Aja〜(サザンオールスターズ)
  2. サイレン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
  3. Moments(浜崎あゆみ)
  4. アルエ(BUMP OF CHICKEN)
  5. 釧路湿原(水森かおり)
  6. 全てが僕の力になる!(くず)
  7. 本望でございます(NO PLAN)
  8. OH JAPAN〜OUR TIME IS NOW〜(TMG)
  9. Jupiter(平原綾香)
  10. さくらんぼ(大塚愛)

の中から今週の「聴いてみ!」は、

「彩〜Aja〜」ジャケット1位
彩〜Aja〜
サザンオールスターズ
作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐

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『はやり歌なら、これ聴いてみ!』

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■バックナンバー

第118回「POP STAR」平井堅
第117回「どうよ?」nobodyknows+
第116回「蒼の世界」レミオロメン
第115回「Sweet Mom」柴咲コウ
第114回「Be My Last」宇多田ヒカル
第113回「気がつけば あなた」松浦亜弥
第112回「ENDLESS STORY」REIRA starring YUNA ITO
第111回「スタート」KREVA
第110回「GLAMOROUS SKY」NANA starrting MIKA NAKASHIMA
第109回「8月のクリスマス」山崎まさよし
第108回「東京」福山雅治
第107回「奇跡/夏陰/サナギ」スガシカオ
第106回「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」サンボマスター
第105回「BANG!BANG!バカンス!」SMAP
第104回「BOHBO No.5/神の島遥か国」サザンオールスターズ
第103回「未来」Mr.Children
第102回「Butterfly」倖田來未
第101回「Here I Am/New Album Playlist」globe
第100回「Dreamland」BENNIE K
第99回「小さな恋の夕間暮れ」森山直太朗
第98回「I am a father」浜田省吾
第97回「恋におちたら」Crystal Kay
第96回「たしかなこと」小田和正
第95回「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」GARNET CROW
第94回「ループ」坂本真綾
第93回「I Wanna Go To A Place...」Rie fu
第92回「親愛なるあなたへ...」ロードオブメジャー
第91回「影踏み」一青窈
第90回「僕たちの行方」高橋瞳
第89回「絶望と希望」川嶋あい
第88回「リルラ リルハ」木村カエラ
第87回「Delightful」鈴木亜美
第86回「チェリッシュ」NEWS
第85回「ツバサ」アンダーグラフ
第84回「*〜アスタリスク〜」ORANGE RANGE
第83回「feel my soul」YUI
第82回「三国駅」aiko
第81回「NO MORE CRY」D-51
第80回「未来の地図」Mi
第79回「Love, needing」倉木麻衣
第78回「JOY」YUKI
第77回「CALL ME」YOSHII LOVINSON
第76回「青いベンチ」サスケ
第75回「Anniversary」KinKi Kids
第74回「マツケンサンバII」松平健
第73回「楽園」Do As Infinity
第72回「僕はMusic」CHAGE&ASKA
第71回「泣いたりしないで」福山雅治
第70回「花」ORANGE RANGE
第69回「チキンライス」浜田雅功と槇原敬之
第68回「思いがかさなるその前に…」平井堅
第67回「君に逢いたくて」Gackt
第66回「育つ雑草」鬼束ちひろ
第65回「遭難」東京事変
第64回「永遠にともに」コブクロ
第63回「innocent starter」水樹奈々
第62回「仮面ライダー剣 ELEMENTS」RIDER CHIPS Featuring Ricky
第61回「永遠のともだち feat.AKIHITO OKANO」Fairlife
第60回「ジグソーパズル」ソニン
第59回「シスター」ポルノグラフィティ
第58回「時の舟」松たか子
第57回「クライマックス」スガシカオ
第56回「Home Sweet Home」YUKI
第55回「紅く燃ゆる太陽」NEWS
第54回「INSPIRE」浜崎あゆみ
第53回「僕が一番欲しかったもの」槇原敬之
第52回「女子かしまし物語」モーニング娘。
第51回「Wonderland」稲葉浩志
第50回「GALAXY」RIP SLYME
第49回「スカイウォーカー」奥田民生
第48回「かけがえのないもの」ZARD
第47回「風/贈る言葉」上戸彩
第46回「ココロオドル」nobodyknows+
第45回「桜木町/シュミのハバ/夢の地図」ゆず
第44回「LOVE&HONEY」倖田來未
第43回「ループ&ループ」ASIAN KUNG-FU GENERATION
第42回「Motherland」Crystal Kay
第41回「涙」ケツメイシ
第40回「瞳をとじて」平井堅
第39回「Old Fashioned Love Song」RAG FAIR
第38回「彩〜Aja〜」サザンオールスターズ
第37回「アルエ」BUMP OF CHICKEN
第36回「Moments」 浜崎あゆみ
第35回「青春謳歌」 3B LAB.☆
第34回「全てが僕の力になる! 」 くず
第33回「Pieces」 w-inds.
第32回「GLORY DAYS」175R
第31回「まっ白」小田和正
第30回「やさしいキスをして」DREAMS COME TURE
第29回「さくらんぼ」大塚愛
第28回「スターゲイザー」スピッツ
第27回「街角-on the corner-」ゴスペラーズ
第26回「太陽」森山直太朗
第25回「世界に一つだけの花」SMAP
第24回「Jupiter」平原綾香
第23回「桜(03.12)」河口恭吾
第22回「悲しみをやさしさに」little by little
第21回「心に花の咲く方へ」ASKA
第20回「Our Christmas」久保田利伸
第19回「ラブラブ マンハッタン」TOKIO
第18回「YOUR NAME NEVER GONE」CHEMISTRY
第17回「掌/くるみ」Mr.Children
第16回「夢物語」タッキー&翼
第15回「ビバ★ロック」ORANGE RANGE
第14回「SECRET LOVE STORY」氣志團
第13回「僕と不良と校庭で」山崎まさよし
第12回「BEAUTIFUL DREAMER」GLAY
第11回「きみをつれていく」安倍麻美
第10回「AMBITIOUS JAPAN!」TOKIO
第9回「メリッサ」ポルノグラフィティ
第8回「HOW TO GO」くるり
第7回「一人ジェンガ」矢井田瞳
第6回「思い出だけではつらすぎる」柴咲コウ
第5回「虹」福山雅治
第4回「Beautiful Fighter」鬼束ちひろ
第3回「薄荷キャンディー」 KinKi Kids
第2回「アンドロメダ」 aiko
第1回「H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜」ZONE

第38回「彩〜Aja〜」サザンオールスターズ

ゴールデンウィーク(最近は大型連休というらしいですが)突入! 今年は、海外へ脱出する方も多いようですね。私は、お家でゆっくりしています。ということで、今週の曲は、サザンオールスターズの「彩〜Aja〜」。

●サザンオールスターズって?
→公式サイト
→彩〜Aja〜スペシャルサイト

桑田佳祐(Vocal & Guitars):1956年02月26日生 神奈川県茅ケ崎市出身 A型
原由子(Keyboards & Vocal):1956年12月11日生 神奈川県横浜市出身 B型
関口和之(Bass & Vocal):1955年12月21日生 新潟県出身 O型
松田弘(Drums & Vocal):1956年04月04日生 宮崎県出身 O型
野沢秀行(Percussion):1954年10月19日生 東京都出身 A型
1978年6月25日、「勝手にシンドバッド」でデビュー。今までにない、詰め込まれた言葉、目からうろこの歌詞、曲調にサザンブームが起こる。1979年「いとしのエリー」がヒットし、ロックグループとしての存在を知らしめる。2000年1月発売の「TSUNAMI」が自己最高セールス。第42回日本レコード大賞を受賞。

■春の海は準備の時

サザンオールスターズ、初の春の歌と言われている「彩〜Aja〜」。素朴な疑問は、「あや」なのに何故「Aja」なの? ってこと。知っている人がいたら教えてください。まぁ、それはさておき、海に囲まれた日本は、海との距離が近い国。20歳までには、一度くらいは実際に海に行くだろうし、テレビの天気予報では海の映像が流れることも少なくない。そんな身近な海だから、人はそれぞれの海の思い出を持っている。海水浴の思い出も含めてね。

ひとり季節はずれの海を見つめて
時の過ぎゆくままに募る想い出

季節はずれと歌われた今回の海は春。確かに夏、秋、冬の海の方が歌になりやすいのかもしれないなぁ。春の海は夏へ向けた準備の段階と考えると、夏に起こるだろう熱い恋の準備として、過去の恋を思い、気持ちを清算しているのかと思う。ぬるい風が吹き、その中にひとりたたずむ男は、絵になる? 未練がましささえも彼らの歌のポイントでだから、この際OKとしちゃっていいよね。だって、「夢の中でだけどそばにいて」とまで歌ってもらったら、女冥利に尽きるし、一応「世界中の誰より幸福になってくれ」と幸せを祈ってくれているからね。

■女性を美しく見せる技

恋愛の歌詞には、主に二人の人物が登場する。恋をする男と女だ。その人物の人となりを現す言葉が登場人物を活かしも殺しもする。一人称である「私、僕、俺」で表現される主人公は歌い手と重なる場合が多いが、二人称である「あなた、君」で表現される相手がどんな人間であるかをどう表現するかが、ポイントなのだ。さて、この歌の中ではどうか?

離れ離れでも懐かしくて
頬紅香る薄化粧

君を具体的に表現した言葉はここだけだ。「頬紅香る薄化粧」という言葉。たった短いこの言葉だが、君がどんな女性なのか想像させる言葉となっている。元気一杯でも色気一杯でもなく、ナチュラルでありながら、女性らしさを持つだろう女性像が浮かぶ。サザンが、26年という活動をし、60枚以上のシングル&アルバムを発売しているせいもあり、聴き手にも桑田佳祐がイメージする女性像がなんとなく伝わるようになっているせいもあるのは確かだが。この言葉があるかどうかで、曲を聴く者は、容易に相手の女性を具現化できる。そして、おそらく美しい女性を想像するだろう。桑田佳祐は、女性を美しく見せる言葉の引き出しを持っているようだ。

公開:2004/04/30  TEXT・みど
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