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2004年04月05日付けTOP10

  1. ありがとうのうた(V6)
  2. 全てが僕の力になる!(くず)
  3. Wonderful Life(&G)
  4. FREEDOM(ジャンヌダルク)
  5. さくらんぼ(大塚愛)
  6. 桜(03.12)(河口恭吾)
  7. ネギま!麻帆良学園中等部2-A(図書館探検部)
  8. ミチシルベ 〜a road home〜(ORANGE RANGE)
  9. やさしいキスをして(DREAMS COME TURE)
  10. 青春謳歌(3B LAB.☆)

の中から今週の「聴いてみ!」は、

「青春謳歌」ジャケット10位
青春謳歌
3B LAB.☆
作詞:岡平健治
作曲:岡平健治

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『はやり歌なら、これ聴いてみ!』

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■バックナンバー

第118回「POP STAR」平井堅
第117回「どうよ?」nobodyknows+
第116回「蒼の世界」レミオロメン
第115回「Sweet Mom」柴咲コウ
第114回「Be My Last」宇多田ヒカル
第113回「気がつけば あなた」松浦亜弥
第112回「ENDLESS STORY」REIRA starring YUNA ITO
第111回「スタート」KREVA
第110回「GLAMOROUS SKY」NANA starrting MIKA NAKASHIMA
第109回「8月のクリスマス」山崎まさよし
第108回「東京」福山雅治
第107回「奇跡/夏陰/サナギ」スガシカオ
第106回「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」サンボマスター
第105回「BANG!BANG!バカンス!」SMAP
第104回「BOHBO No.5/神の島遥か国」サザンオールスターズ
第103回「未来」Mr.Children
第102回「Butterfly」倖田來未
第101回「Here I Am/New Album Playlist」globe
第100回「Dreamland」BENNIE K
第99回「小さな恋の夕間暮れ」森山直太朗
第98回「I am a father」浜田省吾
第97回「恋におちたら」Crystal Kay
第96回「たしかなこと」小田和正
第95回「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」GARNET CROW
第94回「ループ」坂本真綾
第93回「I Wanna Go To A Place...」Rie fu
第92回「親愛なるあなたへ...」ロードオブメジャー
第91回「影踏み」一青窈
第90回「僕たちの行方」高橋瞳
第89回「絶望と希望」川嶋あい
第88回「リルラ リルハ」木村カエラ
第87回「Delightful」鈴木亜美
第86回「チェリッシュ」NEWS
第85回「ツバサ」アンダーグラフ
第84回「*〜アスタリスク〜」ORANGE RANGE
第83回「feel my soul」YUI
第82回「三国駅」aiko
第81回「NO MORE CRY」D-51
第80回「未来の地図」Mi
第79回「Love, needing」倉木麻衣
第78回「JOY」YUKI
第77回「CALL ME」YOSHII LOVINSON
第76回「青いベンチ」サスケ
第75回「Anniversary」KinKi Kids
第74回「マツケンサンバII」松平健
第73回「楽園」Do As Infinity
第72回「僕はMusic」CHAGE&ASKA
第71回「泣いたりしないで」福山雅治
第70回「花」ORANGE RANGE
第69回「チキンライス」浜田雅功と槇原敬之
第68回「思いがかさなるその前に…」平井堅
第67回「君に逢いたくて」Gackt
第66回「育つ雑草」鬼束ちひろ
第65回「遭難」東京事変
第64回「永遠にともに」コブクロ
第63回「innocent starter」水樹奈々
第62回「仮面ライダー剣 ELEMENTS」RIDER CHIPS Featuring Ricky
第61回「永遠のともだち feat.AKIHITO OKANO」Fairlife
第60回「ジグソーパズル」ソニン
第59回「シスター」ポルノグラフィティ
第58回「時の舟」松たか子
第57回「クライマックス」スガシカオ
第56回「Home Sweet Home」YUKI
第55回「紅く燃ゆる太陽」NEWS
第54回「INSPIRE」浜崎あゆみ
第53回「僕が一番欲しかったもの」槇原敬之
第52回「女子かしまし物語」モーニング娘。
第51回「Wonderland」稲葉浩志
第50回「GALAXY」RIP SLYME
第49回「スカイウォーカー」奥田民生
第48回「かけがえのないもの」ZARD
第47回「風/贈る言葉」上戸彩
第46回「ココロオドル」nobodyknows+
第45回「桜木町/シュミのハバ/夢の地図」ゆず
第44回「LOVE&HONEY」倖田來未
第43回「ループ&ループ」ASIAN KUNG-FU GENERATION
第42回「Motherland」Crystal Kay
第41回「涙」ケツメイシ
第40回「瞳をとじて」平井堅
第39回「Old Fashioned Love Song」RAG FAIR
第38回「彩〜Aja〜」サザンオールスターズ
第37回「アルエ」BUMP OF CHICKEN
第36回「Moments」 浜崎あゆみ
第35回「青春謳歌」 3B LAB.☆
第34回「全てが僕の力になる! 」 くず
第33回「Pieces」 w-inds.
第32回「GLORY DAYS」175R
第31回「まっ白」小田和正
第30回「やさしいキスをして」DREAMS COME TURE
第29回「さくらんぼ」大塚愛
第28回「スターゲイザー」スピッツ
第27回「街角-on the corner-」ゴスペラーズ
第26回「太陽」森山直太朗
第25回「世界に一つだけの花」SMAP
第24回「Jupiter」平原綾香
第23回「桜(03.12)」河口恭吾
第22回「悲しみをやさしさに」little by little
第21回「心に花の咲く方へ」ASKA
第20回「Our Christmas」久保田利伸
第19回「ラブラブ マンハッタン」TOKIO
第18回「YOUR NAME NEVER GONE」CHEMISTRY
第17回「掌/くるみ」Mr.Children
第16回「夢物語」タッキー&翼
第15回「ビバ★ロック」ORANGE RANGE
第14回「SECRET LOVE STORY」氣志團
第13回「僕と不良と校庭で」山崎まさよし
第12回「BEAUTIFUL DREAMER」GLAY
第11回「きみをつれていく」安倍麻美
第10回「AMBITIOUS JAPAN!」TOKIO
第9回「メリッサ」ポルノグラフィティ
第8回「HOW TO GO」くるり
第7回「一人ジェンガ」矢井田瞳
第6回「思い出だけではつらすぎる」柴咲コウ
第5回「虹」福山雅治
第4回「Beautiful Fighter」鬼束ちひろ
第3回「薄荷キャンディー」 KinKi Kids
第2回「アンドロメダ」 aiko
第1回「H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜」ZONE

第35回「青春謳歌」 3B LAB.☆

桜前線も北上中。うちの窓から見える桜もいい感じに満開で、やや散りかけています。これって、「青春」と重なるなぁなんて思ってしまいました。短い時期を精一杯。でも、実は違うのかも。とも考えさせられた3B LAB.☆の「青春謳歌」を紹介します。

●3B LAB.☆(スリービーラボ)って?
→公式サイト
→レコード会社サイト
岡平健治(Vocal, Guitar):1979年03月28日生 広島県出身
千葉貴俊(Bass):1971年07月08日生 東京都出身身
玉越理寛(Drums):1974年07月01日生 愛知県出身
「19」として活躍していた岡平健治が2002年03月、「19」の活動に終止符を打ち、3B LAB.☆として活動を再開。千葉とは、「19」デビュー前の楽曲制作活動時から行動をともにしている。玉越は、2年前に岡平、千葉と出会い今回メンバーとなる。全員B型なので3B、LAB.はlaboratory(研究所)の意。

■青春という言葉の新鮮さ

何をいまさら? と思われそうな言葉「青春」をあえて使ったこの曲に拍手を送りたい。25年前なら、当たり前だった言葉。だけど、歌詞になる言葉には流行り廃りがある。そう、「青春」は一度廃った言葉なのだ。だけど、今、もしかしたら新鮮な言葉に返り咲き始めているのかもしれない。青春は、その真っ只中にいるときにはあまり意識せず、過ぎてからあの時が、自分にとっての青春だったんだな、って思うものというイメージがある。だって、1976年に流行った森田公一とトップギャランの「青春時代」も「青春時代が夢なんて あとからほのぼの想うもの 青春時代の真ん中は 道に迷っているばかり」と歌っているし。しかし、今はどうやらちょっと違うようだ。

無我夢中で活きてきた 自分自身のために
周りみず かえりみず 走り続けてきた
気づいたんだ その中で見つめ直せ 原点を
青春のための謳歌を歌うために!!

「原点=青春」という式があてはまるかどうかは分からないが、まだ青春の中にいる人に向かって、25歳の健治が歌う。いや、健治が自らに送るメッセージなのか? つまり後からなんていわずに、今この瞬間に青春そのものを見つめろってことだ。そう、青春は、歳ではなく熱い思いのある瞬間、その時なんだ! 20代だろうが、30代だろうが、40代だろうが、50代だろうが、60代だろうが、70代だろうか、80代だろうが、90代だろうが、100歳を超えようが、その時、熱い思いあれば、それを青春と呼んでいいのだ! おっと、熱くなってしまったぜ。

■感情はどれくらい持続するものなのか?

嬉しい、悔しい、悲しい、楽しい。さまざまな感情が人の中にはある。それらの感情は時に急カーブで上昇し、冷静さを失くすこともある。ただ、その上昇した感情は、どれくらい持続するものなのだろう? もちろん、原因の大きさにも寄るが、悲しいや、悔しいという負の感情もやがて時が解決するのではないかと思っている。まったくの白紙にはならないが、薄まっていくだろうと。

一瞬の悲しさなんかでくじけない人でありたい
一生絶対君に幸あれ 一生絶対僕に幸あれ

ここでは、悲しさでくじけるな! と歌う。一瞬の悲しさ。一瞬という長さはきっと人それぞれ、だけど、一生に比べれば短いものと捉えている。だからこそ、悲しみで一生を棒にふるような生き方はしないで欲しいという願いも込められている。人生は、自らの手で作るものだ。そして、人生のプロデューサーもディレクターも自分自身。それに気づくと、生きるのがちょっと楽しくなると思うよ。

公開:2004/04/09  TEXT・みど
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