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2004年03月08日付けTOP10

  1. ミチシルベ 〜a road home〜(ORANGE RANGE)
  2. さくら満開(モーニング娘。さくら組)
  3. Albireo−アルビレオ−(T.M.Revolution)
  4. まっ白(小田和正)
  5. 友情〜心のブスにはならねぇ!〜(モーニング娘。おとめ組)
  6. やさしいキスをして(DREAMS COME TURE)
  7. Jupiter(平原綾香)
  8. ソラアイ(Every Little Thing)
  9. ハナミズキ(一青窈)
  10. PIKA☆☆NCHI DOUBLE(嵐)

の中から今週の「聴いてみ!」は、

「まっ白」ジャケット4位
まっ白
小田和正
作詞:小田和正
作曲:小田和正

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『はやり歌なら、これ聴いてみ!』

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■バックナンバー

第118回「POP STAR」平井堅
第117回「どうよ?」nobodyknows+
第116回「蒼の世界」レミオロメン
第115回「Sweet Mom」柴咲コウ
第114回「Be My Last」宇多田ヒカル
第113回「気がつけば あなた」松浦亜弥
第112回「ENDLESS STORY」REIRA starring YUNA ITO
第111回「スタート」KREVA
第110回「GLAMOROUS SKY」NANA starrting MIKA NAKASHIMA
第109回「8月のクリスマス」山崎まさよし
第108回「東京」福山雅治
第107回「奇跡/夏陰/サナギ」スガシカオ
第106回「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」サンボマスター
第105回「BANG!BANG!バカンス!」SMAP
第104回「BOHBO No.5/神の島遥か国」サザンオールスターズ
第103回「未来」Mr.Children
第102回「Butterfly」倖田來未
第101回「Here I Am/New Album Playlist」globe
第100回「Dreamland」BENNIE K
第99回「小さな恋の夕間暮れ」森山直太朗
第98回「I am a father」浜田省吾
第97回「恋におちたら」Crystal Kay
第96回「たしかなこと」小田和正
第95回「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」GARNET CROW
第94回「ループ」坂本真綾
第93回「I Wanna Go To A Place...」Rie fu
第92回「親愛なるあなたへ...」ロードオブメジャー
第91回「影踏み」一青窈
第90回「僕たちの行方」高橋瞳
第89回「絶望と希望」川嶋あい
第88回「リルラ リルハ」木村カエラ
第87回「Delightful」鈴木亜美
第86回「チェリッシュ」NEWS
第85回「ツバサ」アンダーグラフ
第84回「*〜アスタリスク〜」ORANGE RANGE
第83回「feel my soul」YUI
第82回「三国駅」aiko
第81回「NO MORE CRY」D-51
第80回「未来の地図」Mi
第79回「Love, needing」倉木麻衣
第78回「JOY」YUKI
第77回「CALL ME」YOSHII LOVINSON
第76回「青いベンチ」サスケ
第75回「Anniversary」KinKi Kids
第74回「マツケンサンバII」松平健
第73回「楽園」Do As Infinity
第72回「僕はMusic」CHAGE&ASKA
第71回「泣いたりしないで」福山雅治
第70回「花」ORANGE RANGE
第69回「チキンライス」浜田雅功と槇原敬之
第68回「思いがかさなるその前に…」平井堅
第67回「君に逢いたくて」Gackt
第66回「育つ雑草」鬼束ちひろ
第65回「遭難」東京事変
第64回「永遠にともに」コブクロ
第63回「innocent starter」水樹奈々
第62回「仮面ライダー剣 ELEMENTS」RIDER CHIPS Featuring Ricky
第61回「永遠のともだち feat.AKIHITO OKANO」Fairlife
第60回「ジグソーパズル」ソニン
第59回「シスター」ポルノグラフィティ
第58回「時の舟」松たか子
第57回「クライマックス」スガシカオ
第56回「Home Sweet Home」YUKI
第55回「紅く燃ゆる太陽」NEWS
第54回「INSPIRE」浜崎あゆみ
第53回「僕が一番欲しかったもの」槇原敬之
第52回「女子かしまし物語」モーニング娘。
第51回「Wonderland」稲葉浩志
第50回「GALAXY」RIP SLYME
第49回「スカイウォーカー」奥田民生
第48回「かけがえのないもの」ZARD
第47回「風/贈る言葉」上戸彩
第46回「ココロオドル」nobodyknows+
第45回「桜木町/シュミのハバ/夢の地図」ゆず
第44回「LOVE&HONEY」倖田來未
第43回「ループ&ループ」ASIAN KUNG-FU GENERATION
第42回「Motherland」Crystal Kay
第41回「涙」ケツメイシ
第40回「瞳をとじて」平井堅
第39回「Old Fashioned Love Song」RAG FAIR
第38回「彩〜Aja〜」サザンオールスターズ
第37回「アルエ」BUMP OF CHICKEN
第36回「Moments」 浜崎あゆみ
第35回「青春謳歌」 3B LAB.☆
第34回「全てが僕の力になる! 」 くず
第33回「Pieces」 w-inds.
第32回「GLORY DAYS」175R
第31回「まっ白」小田和正
第30回「やさしいキスをして」DREAMS COME TURE
第29回「さくらんぼ」大塚愛
第28回「スターゲイザー」スピッツ
第27回「街角-on the corner-」ゴスペラーズ
第26回「太陽」森山直太朗
第25回「世界に一つだけの花」SMAP
第24回「Jupiter」平原綾香
第23回「桜(03.12)」河口恭吾
第22回「悲しみをやさしさに」little by little
第21回「心に花の咲く方へ」ASKA
第20回「Our Christmas」久保田利伸
第19回「ラブラブ マンハッタン」TOKIO
第18回「YOUR NAME NEVER GONE」CHEMISTRY
第17回「掌/くるみ」Mr.Children
第16回「夢物語」タッキー&翼
第15回「ビバ★ロック」ORANGE RANGE
第14回「SECRET LOVE STORY」氣志團
第13回「僕と不良と校庭で」山崎まさよし
第12回「BEAUTIFUL DREAMER」GLAY
第11回「きみをつれていく」安倍麻美
第10回「AMBITIOUS JAPAN!」TOKIO
第9回「メリッサ」ポルノグラフィティ
第8回「HOW TO GO」くるり
第7回「一人ジェンガ」矢井田瞳
第6回「思い出だけではつらすぎる」柴咲コウ
第5回「虹」福山雅治
第4回「Beautiful Fighter」鬼束ちひろ
第3回「薄荷キャンディー」 KinKi Kids
第2回「アンドロメダ」 aiko
第1回「H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜」ZONE

第31回「まっ白」小田和正

「♪春と秋の間に夏を置きました♪」覚えている方、いらっしゃいますか? オフコースの「僕の贈りもの」です。歌詞違ったかな? なんだか、現在放送中の、月9ドラマ「プライド」(主役の名前がハルと亜紀、亜紀の恋人が夏川)につながりません? なんて勝手に思っている私です。ってことで本日紹介するのは、すっかりソロで活躍中の小田和正「まっ白」です。

●小田和正って?
→公式サイト
→スペシャルサイト
小田和正:1947年09月20日生 神奈川県出身
1969年オフコース結成。1970年04月05日、シングル「群衆の中で」でデビュー。1982年活動を休止。1984年活動再開。1989年オフコース解散。1989年10月18日、ソロ第一弾シングル「Little Tokyo」発表。フジテレビドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌となった1991年2月6日発売のシングル「ラブ・ストーリーは突然に/Oh! Yeah!」が、シングルCD史上最高の270万枚を売り上げる。1992年01月25日、第一回監督作品「いつかどこかで」公開。1998年「緑の街」全国シネマツアー開始。2000年12月31日、横浜八景島シーパラダイスにてカウントダウン・ライヴ・イベントを実施。2002年04月24日、ベストアルベム「自己ベスト」発表。

■まっ白の意味とは?

「まっ白」という言葉を聞くと、いろんな想像ができる。例えば、花嫁さんは、まっ白な衣装を着て嫁ぐ。それは、あなた色に染まるってこと。←最近じゃ、そうでないこともあるけど、相変わらず衣装は白。そして、緊張したときに頭がまっ白になるなんて言い方もする。契約を白紙に戻すとか。そう、白という色は、「無」の状態を示すことに使われる。そして、ここで歌われている「まっ白」も、「無」に戻そうとする恋を歌っている。 ただ、この「無」にし、まっ白にすることを、このふたりはあまり願っていないような、納得していないような、なのだ。その感覚が、「まっ白」の「ま」を「真」表記しなかった理由だろうか? ちょっと強引かもしれないけど、そう感じた。

それでもまた始まろうとしてる その時を待っていたように
愛は とまどうふたりの なにもかも まっ白にして

それでもまた始まろうとする。この部分は、まだお互いに未練があると取れる。何がこのふたりの障害になっているのかが明確に書かれていないのだけど、もしかしたら、気持ちの確認の足らなさなのかもしれない。「置き去りにされるだけの恋」は何を表すのか? これも明確になってないのだけど、考えてみた。遠距離恋愛? 不倫? うーん、ピンと来ないんだよね。そんなわけで、この歌詞のサビで何度も使われる「悲しいほどの想い」は、聴き手に託されているのかもしれない。

恋愛は割り切れない。愛する思いも割り切れない。だから、明確な理由などなく離れることもある。そして、その別れを、雪のせいにして、まっ白に掃除してしまおうとする。なんだか、悩める恋人たちをもっと悩ませてしまいそうな気がするなぁ。ただ、簡単に割り切ることができる恋愛は、真の恋愛とは呼ばないのだろうな。

■彼だから許されるピュアな表現

歌詞の表現にも時代性があって、近頃は、生々しい表現も平気で使われるようになった。また、それが目新しく見えたり、斬新に見えたりもするのも事実だ。だけど、変わらずにあり続けるものもある。それは、存在として圧倒的に強い。例えば、この表現。

過ちも 許されない嘘さえも 時は消してくれたけど
今にしてまだ ほんとうの愛は 分からないみたいだ

ファンの方に怒られるのを覚悟で書くと、「今にして本当の愛は分からない」って小田さん、おいくつでしょうか? なんてことになってしまう。だけど、私も20年くらい前にオフコースの曲でじんわりしていたひとりとして、彼にはこのままでいて欲しいという気持ちが強いし、これこそ、彼の味なのだと思っている。そして、人は実は、本当の愛なんて永遠に分からないものなのでは? なんてことも考えたりする。そうすると、この表現を耳にすることで安心する人だっている。いくつになっても「愛しては失敗し」を繰り返してしまう人もいるし、我慢の上に、愛らしきものを作って自分を言い聞かせている人もいる。だから、「いいんだよ、過ちや嘘は、時が処分してくれるし、本当の愛は永遠に探せばいい」と言ってくれてるのだ。そんなふうにポジティブに受け取ってみたい。

公開:2004/03/12  TEXT・みど
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