RGS680-ロイヤルガーデンサラダ-トップへ

2004年02月09日付けTOP10

  1. 時の雫(GLAY)
  2. Jupiter(平原綾香)
  3. 奇跡の香りダンス。(松浦亜弥)
  4. 桜(03.12)(河口恭吾)
  5. スターゲイザー(スピッツ)
  6. 街角−on the corner−(ゴスペラーズ)
  7. ね、がんばるよ。(KinKi Kids)
  8. プロポーズ(TUBE)
  9. Shining Star☆忘れないから☆(玉置成実 )
  10. 世界に一つだけの花(SMAP)

の中から今週の「聴いてみ!」は、

「街角−on the corner−」ジャケット 6位
街角−on the corner−
ゴスペラーズ
作詞:相田毅
作曲:岩田雅之

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『はやり歌なら、これ聴いてみ!』

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■バックナンバー

第118回「POP STAR」平井堅
第117回「どうよ?」nobodyknows+
第116回「蒼の世界」レミオロメン
第115回「Sweet Mom」柴咲コウ
第114回「Be My Last」宇多田ヒカル
第113回「気がつけば あなた」松浦亜弥
第112回「ENDLESS STORY」REIRA starring YUNA ITO
第111回「スタート」KREVA
第110回「GLAMOROUS SKY」NANA starrting MIKA NAKASHIMA
第109回「8月のクリスマス」山崎まさよし
第108回「東京」福山雅治
第107回「奇跡/夏陰/サナギ」スガシカオ
第106回「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」サンボマスター
第105回「BANG!BANG!バカンス!」SMAP
第104回「BOHBO No.5/神の島遥か国」サザンオールスターズ
第103回「未来」Mr.Children
第102回「Butterfly」倖田來未
第101回「Here I Am/New Album Playlist」globe
第100回「Dreamland」BENNIE K
第99回「小さな恋の夕間暮れ」森山直太朗
第98回「I am a father」浜田省吾
第97回「恋におちたら」Crystal Kay
第96回「たしかなこと」小田和正
第95回「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」GARNET CROW
第94回「ループ」坂本真綾
第93回「I Wanna Go To A Place...」Rie fu
第92回「親愛なるあなたへ...」ロードオブメジャー
第91回「影踏み」一青窈
第90回「僕たちの行方」高橋瞳
第89回「絶望と希望」川嶋あい
第88回「リルラ リルハ」木村カエラ
第87回「Delightful」鈴木亜美
第86回「チェリッシュ」NEWS
第85回「ツバサ」アンダーグラフ
第84回「*〜アスタリスク〜」ORANGE RANGE
第83回「feel my soul」YUI
第82回「三国駅」aiko
第81回「NO MORE CRY」D-51
第80回「未来の地図」Mi
第79回「Love, needing」倉木麻衣
第78回「JOY」YUKI
第77回「CALL ME」YOSHII LOVINSON
第76回「青いベンチ」サスケ
第75回「Anniversary」KinKi Kids
第74回「マツケンサンバII」松平健
第73回「楽園」Do As Infinity
第72回「僕はMusic」CHAGE&ASKA
第71回「泣いたりしないで」福山雅治
第70回「花」ORANGE RANGE
第69回「チキンライス」浜田雅功と槇原敬之
第68回「思いがかさなるその前に…」平井堅
第67回「君に逢いたくて」Gackt
第66回「育つ雑草」鬼束ちひろ
第65回「遭難」東京事変
第64回「永遠にともに」コブクロ
第63回「innocent starter」水樹奈々
第62回「仮面ライダー剣 ELEMENTS」RIDER CHIPS Featuring Ricky
第61回「永遠のともだち feat.AKIHITO OKANO」Fairlife
第60回「ジグソーパズル」ソニン
第59回「シスター」ポルノグラフィティ
第58回「時の舟」松たか子
第57回「クライマックス」スガシカオ
第56回「Home Sweet Home」YUKI
第55回「紅く燃ゆる太陽」NEWS
第54回「INSPIRE」浜崎あゆみ
第53回「僕が一番欲しかったもの」槇原敬之
第52回「女子かしまし物語」モーニング娘。
第51回「Wonderland」稲葉浩志
第50回「GALAXY」RIP SLYME
第49回「スカイウォーカー」奥田民生
第48回「かけがえのないもの」ZARD
第47回「風/贈る言葉」上戸彩
第46回「ココロオドル」nobodyknows+
第45回「桜木町/シュミのハバ/夢の地図」ゆず
第44回「LOVE&HONEY」倖田來未
第43回「ループ&ループ」ASIAN KUNG-FU GENERATION
第42回「Motherland」Crystal Kay
第41回「涙」ケツメイシ
第40回「瞳をとじて」平井堅
第39回「Old Fashioned Love Song」RAG FAIR
第38回「彩〜Aja〜」サザンオールスターズ
第37回「アルエ」BUMP OF CHICKEN
第36回「Moments」 浜崎あゆみ
第35回「青春謳歌」 3B LAB.☆
第34回「全てが僕の力になる! 」 くず
第33回「Pieces」 w-inds.
第32回「GLORY DAYS」175R
第31回「まっ白」小田和正
第30回「やさしいキスをして」DREAMS COME TURE
第29回「さくらんぼ」大塚愛
第28回「スターゲイザー」スピッツ
第27回「街角-on the corner-」ゴスペラーズ
第26回「太陽」森山直太朗
第25回「世界に一つだけの花」SMAP
第24回「Jupiter」平原綾香
第23回「桜(03.12)」河口恭吾
第22回「悲しみをやさしさに」little by little
第21回「心に花の咲く方へ」ASKA
第20回「Our Christmas」久保田利伸
第19回「ラブラブ マンハッタン」TOKIO
第18回「YOUR NAME NEVER GONE」CHEMISTRY
第17回「掌/くるみ」Mr.Children
第16回「夢物語」タッキー&翼
第15回「ビバ★ロック」ORANGE RANGE
第14回「SECRET LOVE STORY」氣志團
第13回「僕と不良と校庭で」山崎まさよし
第12回「BEAUTIFUL DREAMER」GLAY
第11回「きみをつれていく」安倍麻美
第10回「AMBITIOUS JAPAN!」TOKIO
第9回「メリッサ」ポルノグラフィティ
第8回「HOW TO GO」くるり
第7回「一人ジェンガ」矢井田瞳
第6回「思い出だけではつらすぎる」柴咲コウ
第5回「虹」福山雅治
第4回「Beautiful Fighter」鬼束ちひろ
第3回「薄荷キャンディー」 KinKi Kids
第2回「アンドロメダ」 aiko
第1回「H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜」ZONE

第27回「街角-on the corner-」ゴスペラーズ

男性のコーラスと言えば、「内山田洋とクールファイブ」、『そして神戸』とか好きだなぁ。「RATS&STAR」の『め組のひと』もいいなぁ、なんて思い浮かべてたりします。が、それはさておき、最近、男性アカペラグループが活躍してますね。そんな一組「ゴスペラーズ」をご紹介。

●ゴスペラーズって?
→レコード会社サイト

村上てつや :1971年04月24日生 大阪府出身
黒沢 薫 :1971年04月03日生 東京都出身
酒井雄二 :1972年10月05日生 愛知県出身
北山陽一 :1974年02月24日生 青森県出身
安岡 優 :1974年08月05日生 福岡県出身

1991年、早稲田大学のアカペラ・サークル「Street Corner Symphony」として結成。1994年8月15日ファイルレコードよりミニアルバム『Down To Street』をリリース。メンバーチェンジを経て、12月21日キューンレコードよりシングル『Promise』でメジャーデビュー。1996年よりアカペラライブツアーを開始。2001年3月7日に発売された16枚目のマキシシングル『ひとり』がオリコン第3位にランクイン。初の完全アカペラ曲のベスト3となる。そして、「街角-on the corner-」は、JRAの50周年記念ソングとして2004年1月1日からオンエアされている。

■声という楽器を武器にして声を歌う

アカペラはけっこう地味なものというイメージがあった。だけど、彼らの登場でかなりイメージが変わった。声は生楽器だ。しかし、最近はレコーディング技術の進歩により、一音ずつ音を繋ぐことでもCDは出来上がってしまう。その作り方を否定することはしないけど、その一音ずつ繋がれた文字という音に気持ちはあるんだろうか? とは思う。そんな中、彼らの声にはちゃんと魂がある。声が武器なのだ。そんな彼らが声について歌っている。

ふいに僕は街角で声を聞いた
それはあの日の君が呟いた遠いさよなら

忘れかけた何かを
君の声が気づかせた

声は映像より、時に強い印象として残る。その時、吐かれた言葉の意味や口調も含め忘れられないものとなる。あの日僕が聞いた君の「さよなら」は、囁きだったのかもしれないけど強いものだったのだ。忘れかけた何かを気づかせてくれるほどに。

声を武器として歌う彼らに声をアイテムとして使うあたりは作詞家の歌詞らしいなとも思うけど、タイトルは「街角」なので、あざとさは感じない。気づく人が気づけばいいというスタンスが格好いいのだ。

そして、

今日もどこかで街角の物語
誰かが誰かにめぐり逢う
そして別れも街角は知っている
あの日のさよならも そっと見ていたね

ふと我に返った。誰も見ていないと思っていても、街角が見ているということに。あんなことやこんなことも、街角に見られていたのだ。ただ、「壁に耳あり、障子に目あり」と繋げると色っぽさがなくなるから、それはやめておこう。

■JRAの50周年記念ソング

2004年、彼らはメジャーデビュー10周年を迎える。「ひとり」がヒットしたのが、2001年だから、7年間は地道に歌い続けていたということだ。

めぐり逢い紡ぎ
つづれ織る日々を生きていく

この部分に、彼らの7年+3年の日々を感じる。朝が来て目を覚まし、労働をして夜を迎え眠る。そんな風に過ぎる一日は何気ないものだが、日々の中で、「いつか」という未来を考えたとき、多くの人は不安を感じる。彼らの7年には、きっと多くの不安があったと思う。いくら歌うことが好きであってもそれだけで生きていけるわけではない。そして、もちろん2001年を過ぎた今も、同じくらいの不安を感じつつ、未来を見ていると思う。100%の安定なんてこの世にはないし、もしそう感じてしまったのなら、そこで前進することや人生の醍醐味を味わうことは終わってしまう。だから、常に感じる不安という危機感が、彼らの声の魅力となる。

最後に、この曲は「5人で歌い継ぐ壮大なバラード」と紹介されている。これまでの10年を歌い継いだ結果ともとれる。そして未来への指標ともなっている。

調べてみて分かった彼らの出身地は、面白いくらいばらばらだった。それぞれの風土で培われた声のコラボレーションというのも彼らの良さなのかもしれない。

公開:2004/02/13  TEXT・みど
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