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お歌詞なしょーこ
ロイヤルガーデンサラダのリスペクトアーティスト・鈴木祥子の
アルバム全曲を「お歌詞なひとこと」の方法論で紹介しようというコーナー
構想3分、完成まで1年以上という超大作になる予定。
1週間に2曲ずつ、アルバム発売順に地道にやっていきます。

●アルバム『風の扉』編・3,4曲目
風の扉ジャケット
風の扉
鈴木祥子
1990.3.1
EPIC/SONY

明日は街中が ストライキで/はぐれたままの時も止まる
 
「Sweet Sweet Baby」作詞:川村真澄
アルバム『風の扉』3曲目

「Sweet sweet baby of mine」と「Sleep sleep baby alnight」の韻(ライム)の間に短歌のようなフレーズを紡いでいく、連歌のような詩の世界を展開するこの曲。圧巻なのはやはり「明日は街中が ストライキで」のくだりだろう。映画のワンシーンなら、部屋の中からシーンが切り替わり、夜の都会の町中を俯瞰で映しているイメージ。
ここで主観から客観に視点が移動するのだが、その景色も彼女の妄想に過ぎない。彼女の気持ちが街中をストライキにさせるのだ。(あし)

自由なんて 簡単に/手に入るものね
 
「ステイションワゴン」作詞:川村真澄
アルバム『風の扉』4曲目

本当に自由な人は、自由が欲しいとは言わないはずだ。そもそも自由という概念は、束縛とか不自由とかへの対抗として生まれてきたのだろうから。だからそういう経験のない人には自由を求めるという発想自体がないに違いない。
現代社会に生きる我々は、なにかと自由を束縛される事も多い。しかし大きな枠組み、システムの中に取り込まれていても、その中での自由を見つける事は案外簡単なはずだ。
もし、現代社会の大きな枠組みから完全な自由になれるとしたら、それはとても不自由な生活を余儀なくされることにつながるだろう。
自由なんて「そこそこ」で十分なんだ。(あし)

(2003/5/26公開)

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