気になる番組

テキスト&イラスト・芦之由
2009年10月22日

20%超えに胸を張れ倉科カナ:連続テレビ小説ウェルかめ

今回の朝ドラは、元気で明るいヒロインの懐かしい感じのドラマだね。そんな声が聞こえてきそうなNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」は我が家でも好評だ。視聴率も10月8日の放送ではなんと20%を超えた(関東地区20.6%)。

あれ? いくら主演の倉科カナがカワイイからといって急に20%ってのはおかしい。そう思い視聴率総合ランキングを眺めてみると、すぐ謎は解けた。その日は大型台風が日本上陸ということで、みんな朝から台風情報を見ていたのだ。その日「ウェルかめ」の前に放送された「NHKニュースおはよう日本」は22.4%だった。

【似顔絵イラスト】ウェルかめ・倉科カナ
ようこそ台風、倉科カナ。サーフィンしてるのは、かめっ太

神風が吹いたと形容してもいいかもしれない台風効果だけど、こういう運も実力のうちだ。番組か主演の倉科カナがそういうツキを持ってるとなれば、今後にも期待できそうだ。

最近の朝ドラは実績のある女優が主演というケースが多かったが、今回の倉科カナはほぼ無名の存在である。なんか 応援したくなっちゃうような、朝の顔にふさわしい女の子だね。

元気で前向きな女の子が周りを巻き込みつつ夢に向かって突き進むというストーリーも、ひさびさに朝ドラの王道を行っている。でもやっぱりこういったノリが朝ドラにはいいよね。なんだかんだいって和食がいいよね、というようなホッとするドラマなのだ。

朝の連続テレビ小説は、「時計がわり」と言われるように、みんなの暮らしの中にとけ込んだ存在だったはず。そして今、暮らしの中に倉科カナが毎日フレッシュな風を届けるのだ! 「くらしのなかにくらしなかな」、いいフレーズでしょ。彼女の笑顔で朝食もおいしく食べられるってもんだ(8時15分じゃ朝食遅い?)。

暮らしの中にとけ込んだ存在なら、台風情報のおかげで視聴率が上がったことは誇るべきことだよね。胸を張って視聴率20%を喜べカナちゃん。まあ視聴率なんか気にせず、カメのような着実な歩みで楽しませてくれればいいのカナ。

今日の蛇足

倉科カナはミスマガジン2006のグランプリ。視聴率よりバストのサイズが気になるというファンも多そうな元グラドルだ。2008年にNHK「土曜スタジオパーク」にアシスタントとしてレギュラー出演していたそうで、10月3日には同番組に凱旋出演を果たしている。

このエントリーを含むはてなブックマーク

キーワード:        

気になる番組の最新10件

各コーナーのもくじ

トラックバックのURL

※トラックバックはリアルタイムに公開されず、管理者の承認後公開させていただきます。ご了承ください。

コメント送信フォーム

※コメントはリアルタイムに公開されず、管理者の承認後公開させていただきます。ご了承ください。
コメントをページに掲載してほしくない場合、その旨明記してください。

コメントをお願いします










Facebook

最近のエントリー

付記

このサイトは、MovableTypeというブログツールを利用して運用しています。