第十一回:天国の階段
わたしのお気に入りの韓国ドラマをイラストで紹介していこうというこのコーナー。しばらく更新していませんでしたが、第十一回はフジテレビで土曜の夕方に「韓流アワー」として放送中の「天国の階段」です。でも、「韓流アワー」って関東ローカルなんだよね。関東以外の人でも、BS FUJI、フジテレビ721で見れますよ。あ、関西テレビでも土曜の午後にやっているようです。なお、フジテレビ、BS FUJIは日本語吹き替え版、フジテレビ721は日本語字幕版です。
天国の階段
(2003年 SBS、クォン・サンウ、チェ・ジウ、シン・ヒョンジュン、キム・テヒ)
- フジテレビ「天国の階段」サイト
- 韓国SBS「天国の階段」サイト
- 天国の階段 DVD-BOX1 / DVD-BOX2
- 天国の階段オリジナルサウンドトラック
- 天国の階段(単行本)上・下
ドロドロの愛憎渦巻く、ひじょうに韓国ドラマらしい韓国ドラマなのが、この「天国の階段」だ。ヒロイン・チョンソ(チェ・ジウ)の敵役である義妹ユリ(キム・テヒ)、義母ミラ(リ・フィヒャン)の二人が非常に憎たらしくてよい。やはり敵は強ければ強いほど倒しがいがあるというものだ。二人のチョンソいじめにイライラして見ながらも、最後はチョンソがユリとミラをぎゃふんといわせて、見てるわれわれは溜飲が下がる、そんなシーンを期待しているわたしである。
しかし、この二人の憎たらしさには、日本語吹き替えの声優による部分も大きいだろう。実際字幕版で見ると、ミラはあんな毒リンゴ持った魔女みたいな話し方してないしね。まあ、韓国ドラマファンには常に非難の的の吹き替え版だけど、役者さんに対して思い入れのない人(=ほとんどの人)には、意外とすんなり受け入れられてると思うよ。サンウ様はあんな声じゃないよというファンの人の気持ちも分かるけど。
で、サンウ様だけど、フジテレビでは「グォン・サンウ」という表記に統一しているが、一般的には「クォン・サンウ」表記が多数派のようだ。ハングルではk/gに相当する文字(の要素)は同じで、文頭ではk、文中ではgと発音される(と言われているが、実際kとgの中間のような発音の気も)。だから、クォンでもグォンでもどっちでも正解のようですよ。
そんな豆知識はともかく、クォン・サンウは今韓国では大人気の俳優だとか。このドラマではあまり拝めないけど、その筋肉美で有名とのことで、モムチャンブームの代表格のようです。あ、モムチャンってのはモム=体、チャン=一番とのことで、日本でいうナイスバディ(nice body)のようなものね(また豆知識に)。
ところでこのドラマ、韓国ドラマとしては出演者の顔面偏差値が非常に高い。チェ・ジウは日本でも美人として受け入れられているが、キム・テヒも誰もが認めるであろう美形である。サンウ様ももちろんカッコイイし、テファ役のシン・ヒョンジュンも……まあ、個性的なお顔立ちで…。あ、一瞬言葉に詰まったけど、でもシン・ヒョンジュンもこのドラマ以外の最近の映像を見ると、髪もさっぱりしてカッコ良かったよ。声も(吹き替えのような)あんなダミ声じゃないしね。
[キャスト]
ソンジュ=クォン・サンウ(권상우)/チョンソ=チェ・ジウ(최지우)/テファ=シン・ヒョンジュン(신현준)/ユリ=キム・テヒ(김태희)
※「キャスト」でのタレント名にハングルでの表記を入れてあります。Googleなどの検索エンジンでの検索時にコピーして使ってください。
ハングルが表示されない環境で、なおかつ表示してみたいという方は、以下のページなどを参考に設定してみてください。Windows XPやMac OS Xでは標準で表示できるはずです。
»PCに韓国語を表示させよう:スペースアルク
状況: