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第32回:警視庁鑑識班2004

警視庁鑑識班2004

今回のテーマは「警視庁鑑識班2004」
日本テレビ系 水曜夜10:00(終了)
公式サイト→http://www.ntv.co.jp/kanshiki/

(みど):2時間ドラマから連ドラに出世(?)した「警視庁鑑識班」。2時間ドラマファンの私は、なんだか嬉しくなったりしました。どこまで現実に近いのかは分からないけど、鑑識さんの知識も得られるこの番組。職業の勉強としても役立ちます。ということで、放談開始です。

西村雅彦じゃなくて、西村和彦は年齢不詳

(みど):
昨日、右下の親知らずを抜きました。ほんのちょっとはえていた部分が虫歯になって、いったんは治療したのですが、歯ぐきが腫れるなどのドラブルがあり、決心しました。昨日も今日もお酒も運動も避けて、いい子にしています。今もじんじん痛いです。
(あし):
昔なんかの治療のついでに親知らずを抜いたことのあるあしです。全然平気でしたよん。今まで歯医者にいくらつぎ込んだことか…。
(みど):
ついでで、親知らずを抜いた? ってすごいですね。私は、この10年近く抜くのを拒否していたのですが、今度ばかりは覚悟しました。私も去年はずっと歯医者の世話になってました。今年もだけど。
(あし):
ついでといっても、その日にいきなりってわけじゃないよ。
(みど):
はい、今日の放談は「警視庁鑑識班2004」です。水曜日の22時から放送されてました。すでに先週最終回を迎えております。
(あし):
はい。終わっちゃいましたね。
(みど):
あしさんは、何回か見てくれたのかな?
(あし):
最後の2話です。みどさんに言われて見ました。
(みど):
あら! そうでしたか? でも、OKでーす。基本的に、一話完結だし。この番組は、火曜サスペンスでシリーズになっていたものの連ドラ化です。で、2時間ドラマ好きの私は、シリーズのうちのいくつかを見ていて、「おぉ、連ドラ化されるのか!」と思いけっこうチェックしてました。といってもすべて見たわけではないのですが。大きな流れがあって、それを毎回ちょっとずつ進めながら、基本は一話完結のスタイルでした。
(あし):
2時間ドラマのときは見たことないです。気にもしてなかった。
(みど):
2時間ドラマでは、なんと16回も放送されているんです。最初は1996年5月14日なので、8年くらいやっているってこと。ある意味、長寿番組??

警視庁鑑識班2004:西村和彦イラスト

(あし):
それは長いですな。そして、たぶん、西村和彦はそのころから容姿が変わらないと思う。
(みど):
確かに、第1話の再放送を見ても彼は同じ風貌でしょうね。
(あし):
いつでも若いよね、彼。年齢不詳だよね。
(みど):
あら、1966年8月21日生まれですね。同世代!
(あし):
今、37歳なんですよね。このドラマの役の設定は32歳。5歳もサバ読んでるけど、でもこのくらいの年になったら5歳くらい関係ないか。
(みど):
5歳くらいちょろいですよ。
(あし):
30歳で通用するよね、彼。特技が「ラグビー、空手、水泳、乗馬、アクション、体操」らしいから、そのへんも若さの秘訣かと。
(みど):
私の中では、西村和彦と西村雅彦が同時期にインプットされたので、最初は名前だけ見てもどっちだっけ? て思ってた時期がありました。キャラはまったく違うのにね。名前似すぎです。
(あし):
西村知美とも似てるよね、西村和彦。「知」と「和」が似てるし。
(みど):
えっ! それはどうかと?

鑑識官の裏側を見る

(みど):
2時間ドラマの多くはサスペンスで、刑事が事件を解決していくスタイルですが、これは鑑識班という、裏方にスポットライトを当てているのがいいなと思っています。多くのドラマでは、刑事が「鑑識さん、あとよろしく」っていうだけで、何しているのかよくわからないなーーって思ってたの。
(あし):
あんまり刑事ドラマ見ないけど、まあそうだね。デカレンジャーには鑑識班は出てこないけどね。
(みど):
まぁ、デカレンジャーには出てこんわな。でも、出てきたら面白いかも。怪獣の指紋って見てみたいね。
(みど):
で、このドラマでは、指紋採取や、履物痕の調査の様子をちゃんとドラマの中でやっていて、「ほほう」と思ったわけなのよ。ある時、確か「TVおじゃマンボウ」のゲストが雛形あきこで、そこで、実際に指紋採取を実演したの。
(あし):
公式サイトにもあるよね。指紋のとりかたとかを紹介するページが。鑑識班捜査知識のコーナー。動画で見れるところがステキ。
(みど):
そうそう、で、その時もちゃんと、白手をして、粉をつけて、テープみたいので、指紋採取をしていたのね。いやぁ、本当っぽいって思って、面白いなと。
(あし):
「粉末法」ですかね。
(みど):
そうそう。白手は「はくて」と言うそうです。その時その話もしてました。白手をすると、ものがつかみにくいという本音も。
(あし):
はくて七クセ。
(みど):
ざぶとん2枚
(あし):
それで、指紋の採取はうまくいったの?
(みど):
かなり、緊張していたみたいだけど、ちゃんと採取してましたよ。雛形あきこは、指紋係なので、毎回、毎回、指紋採取ばかりしているから、かなり腕をあげたのでは?
(あし):
学研の学習雑誌の付録とかであるといいよね。指紋採取セット・粉末法版。
(みど):
自分の指紋とってみるとかね。面白そう。で、紙にも指紋ってつくんだーとか、いままで知らないことをいろいろと教えてくれるわけよ、この番組。紙に指紋付くって知ってました?
(あし):
手が脂ぎってる人だと何にでも付くんじゃないか?
(みど):
それは、その時の状況であって、私は、いつもどっちかっていうと水分ない人なのね。だから、不思議な感じもした。
(あし):
まあ、たしかに手が乾燥している&紙が乾燥している状態では、付かないような感じがするよね。展示会で配られるちらしとかパンフレットとか、指紋付きまくりですな。
(みど):
番組内では、もっと指紋ついているだろうっと突っ込みたくなる品物もあるけどね。
(あし):
まあ、逆に指紋が付かない物質もあるわけだね。
(みど):
あとは、靴の跡とかもかなり原始的にとってますよね。まるで、歯型のように。履物痕です。
(あし):
足跡は「そくせき」と読むんですな(公式サイトより)。
(みど):
「あしあと」じゃないんですね。
(あし):
この石こう流して跡とるのも楽しそうですね。これも学研の付録に。でも、これはありそう、付録として。
(みど):
砂地に行って足跡を採取。それが宿題とかね。なんか、指紋とか足跡とか、普段自分たちがいろんなところにばらまいているものを、事件になると、こうやって調べる人がいるんだなぁとか思ったりして。
(あし):
確かに、そういう人たちが実在しているわけですよね。
(みど):
今、この瞬間もどこかで、指紋採取や、足跡痕をとっている鑑識班の人がいるかもしれませんね。
(あし):
やけに軽くて恋愛はゲームのアイスホッケー選手も実在しているかもしれませんねっ。
(みど):
いるかもしれませんねーー。
(みど):
で、この番組は、見えにくいお仕事を教えてくれるものとして、いいなと思いました。ただ、子供たちが見るには、殺人事件とかあるから、お勧めしないけど。
(あし):
こういうドラマは、犯罪者の参考になる部分もあるかもしれないけど、犯罪の抑止力にもなるかもしれないよね。安易に犯罪を犯しても、鑑識班のみなさんは見逃さないぞ、と。
(みど):
確かに、サスペンスドラマや小説の模倣犯もいそうですが、慌てたときほど、人はミスを犯す可能性が高いし、それを見つけるプロがいるってことを伝えてますね。
公開:2004/03/24;構成:みど イラスト:あし
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