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TAKUライブレポート

TAKUマンガ1話

TAKUライブ貼り紙

■TAKUワンマンライブ『It's奇跡の二段ジャンプ』

■日時:2003年8月27日(水)開場:19:00 開演:19:30

■場所:渋谷nest

(レポート文:(みど) まんが・写真:(あし)

●TAKUって?

1974年8月4日生まれ。横浜出身。横浜の唄うたい。路上ライブ・ライブハウス出演などなどの日々を経て、2003年1月25日インディーズアルバム『コバルト原チャリ』でデビュー。
公式サイトはこちら→「TAKU WebPage

■たぶん、渋谷で一番怪しい雰囲気のライブハウス

渋谷nest、行った事ある人はお分かりかと思いますが、このライブハウス、入るまでにけっこう勇気のいる場所です。場所は、もちろん渋谷。道玄坂を登って行き、交番前という交差点を右に折れ、直進すること300メーターくらい? の所にあるコンビニのビルの上。受付はたしか6Fだったかな? と書くと、別に普通じゃんって思うかも。

しかし、まず、道玄坂といえば、ホテル街なのですね。その間を抜けていかないと目的地につけないのです。でも、ここで挫けじゃいけない。堂々と進みましょう。注意事項は、あまりキョロキョロしないこと。ただ、帰りに利用する予定の人は、物色してみてね。

そして、コンビニ(ファミリーマート)前にたどり着いたら、入口を探しましょう。nestの周りにはwestやeastというnestよりもうちょっと収容人数の多いライブハウスもあります。そっちのお客さんが道路に溢れていることもありますが、気をとられてはいけません。

■ライブフロアーへ向かえ

さて、コンビニ前に着いたら、コンビニに向かって左側にある、エレベーターを利用します。2台あるけど、どっちに乗っても大丈夫です。ただ正直、乗るのにちょっと勇気がいります。つまりけっこう古いってことね。もちろん揺れます。でも、大丈夫。乗ってしまえば、nest印がフロアーボタンの横にありますから、それを押して上昇しましょう。

ガタガタという音は気にしないで、ドアが開けばもう安心です。そこはちょっと洒落たバースポット。ライブの時は、物販販売や関係者の控え室代わりになっているので、出演者や業界人に会えるかも。でも、あまり親しげに話しかけすぎてはいけません。そこは、ラインを守りましょう。

このフロアー、ライブの後はお酒を飲めるバーに変わります。そして、受付を済ませ、ワンドリンクチケットをゲット。その後、避難用階段のような裸階段へワンフロアー下へ降ります。その階段から見る景色がまたなかなか絶景。

階段から見る景色写真

そして、5Fに着けば、そこが会場です。入口左のドリンクコーナーでドリンクチケットを好きなドリンクと交換。ビールでも、ソフトドリンクでもなんでもOK。ライブハウスは、コンサートと違って、飲みながら聴くっていう大人な感じの楽しみ方ができるのがいいとこだから、構えたりせず、アルコールでも飲んで、ゆったり楽しみましょう!

■「奇跡の二段ジャンプ」その訳は?

2003年3月に、TAKUはアキレス腱を断裂していたのです。それも、バスケットの試合中に。その後、手術、入院、松葉杖生活を送っていたとのこと。その彼も、半年を経て、元気に復活! そこから、つけた「奇跡の二段ジャンプ」というタイトル。もちろん、ライブの中でも二段ジャンプを見せてくれました。そんなライブの模様をお伝えしましょう!

■ライブスタート

さーーて、スタートは20分おくれの19時50分。オープニングは『タバコ』。「やめてたタバコでしばし気持ち紛らす」と歌いつつも、確か、本人はたばこを吸わないはず、と心の中でつっこんでみました。誰かを想像して書いたなんて話を聞いたことがあるなぁ。そして、自己紹介MCへ。今回は、遠く金沢や愛知から来ている人もいて、全国区へばしばし進んでいるね。続いて、『綱島ラブソング』この曲は、「あったか生活!秘伝!カテイの魔法」のエンディングテーマ曲としてもオンエア中なので聴いたことがある人も多いのでは? そして、「ラララ‥‥」で始まる『STILL』を経て『JOURNEY』へ。『JOURNEY』は、私にとってはTAKUの今までのイメージと違うと思う曲。ちょっと歌謡曲っぽいのが印象的。

そうして、MCをはさみ、三拍子の『真夜中のボート』へ。この曲は、中国語での「1.2.3」である「イー・アル・サン」と歌っている。最初聞いたとき、これ何語? って思ったんだ。そのあとは『プリズム』へ。

再びMCで、「横浜の唄うたい」と自分を称すTAKU。今回のライブも、横浜方面から来ている人が多かった。そこで、最近は、池袋、埼玉方面強化を狙っているとか。そちら方面の方、ちょっと聴いてみてくださいよ! そうして、『ひまわり』、『レモン』と続き、ファミレスで夜を明かして、恋話なんかしちゃった頃を思って『ドリンクバー』。TAKUはもう年齢的にファミレスでの夜更かし、けっこうきついそうです。ちなみに私にとってはありえません。そして、2003年1月25日発売のアルバム「コバルト原チャリ」にはおさめられてないような悲しい曲『平沼橋』。世の中いいことばかりじゃないのです。

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(2003/9/8公開)


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