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私小説ジャケット
私小説
鈴木祥子
1998.8.26
WARNER

■バックナンバー

「LOVE/IDENTIFIED」
[1,2,3]

「BLONDE/PASSION」
[1,2,3]

『I WAS THERE,I'M HERE』
[1-2,5] [1-6,7] [1-8,11] [2-3,10]

『friends, lovers, my journey home』
[8]

『Love, painful love』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8,9]

『あたらしい愛の詩』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10] [11,12]

『あたしの旅路』
[12,14]

『私小説』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10,11]

『Candy Apple Red』
[2,3] [4,5] [6,7] [8,9] [10,11] [12,13]

『SNAPSHOTS』
[1,2] [3,4&5] [6,7] [8,9] [10,11] [12,13]

「TRUE ROMANCE」
[2]

『Shoko Suzuki Sings Bacharach&David』
[1,2] [3,4]

『Radio Genic』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]

『Harvest』
[7,12]

『Hourglass』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]

『Long Long Way Home』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]

『風の扉』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]

『水の冠』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8,9]

『VIRIDIAN』
[1,2] [3,4] [5,6,7]

朽ちた船にのって 河をわたって/向こうの岸で待つひとへ
「恋は夢の花」作詞:鈴木祥子
アルバム『私小説』9曲目

河(川)はよく、いろいろなもののメタファーとして使われる。
河により土地は分断されることから、あちら側とこちら側とを隔てる存在のたとえになることが多いね。三途の川は生と死を隔てるものだし。

船もよく、メタファーとして使われる。
人生の節目で何かを始めれば船出にたとえられるし、沈みかけてる組織を泥舟とたとえたり。

さて、朽ちた船にのって、河をわたる「わたし」。
それが泥舟かもしれなくても、もうこちら側には戻れなくても。
それでも河を越えていく。恋ってそういうものだよね。(あし)

たいして意味のないようなことで/どうしてこんなに心さわいで
「日記」作詞:鈴木祥子
アルバム『私小説』10曲目

たいして意味のないようなことに、意味を見つけていく作業。
それこそが、生きることの意味なのかもしれない。(あし)

すべてを受け入れるでしょう、この世のすべてを/あなたのしたことならば。
「そしてなお永遠に」作詞:鈴木祥子
アルバム『私小説』11曲目

人を全面的に受け入れるというのは、意外と難しい。
なぜならあなた以外の人は、あなたではないし、あなたの分身でもないからだ。
自分以外の誰かを、完全に受け入れるということは、自分自身を消してしまうことにつながるのかもしれない。
このフレーズ、人に言われて悪い気はしないだろうけど、自分でいいたくはないな。

この曲の歌詞をじっくり読んで、なんか「新世紀エヴァンゲリオン」を連想してしまった。宗教的で、崇高で、ちょっと恐い曲。(あし)

公開:2004/03/02
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