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お歌詞なしょーこ
ロイヤルガーデンサラダのリスペクトアーティスト・鈴木祥子の
アルバム全曲を「お歌詞なひとこと」の方法論で紹介しようというコーナー
構想3分、完成まで1年以上という超大作になる予定。
1週間に2曲ずつ、アルバム発売順に地道にやっていきます。

●アルバム『RadioGenic』編
RadioGenicジャケット
RadioGenic
鈴木祥子
1993.11.1
EPIC/SONY

■■リスト■■

「LOVE/IDENTIFIED」
[1,2,3]
「BLONDE/PASSION」
[1,2,3]
『I WAS THERE,I'M HERE』
[1-2,5] [1-6,7] [1-8,11] [2-3,10]
『friends, lovers, my journey home』
[8]
『Love, painful love』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8,9]
『あたらしい愛の詩』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10] [11,12]
『あたしの旅路』
[12,14]
『私小説』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10,11]
『Candy Apple Red』
[2,3] [4,5] [6,7] [8,9] [10,11] [12,13]
『SNAPSHOTS』
[1,2] [3,4&5] [6,7] [8,9] [10,11] [12,13]
「TRUE ROMANCE」
[2]
『Shoko Suzuki Sings Bacharach&David』
[1,2] [3,4]
『Radio Genic』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『Harvest』
[7,12]
『Hourglass』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『Long Long Way Home』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『風の扉』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『水の冠』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8,9]
『VIRIDIAN』
[1,2] [3,4] [5,6,7]

ラジオのように時は流れ/わたしを通り過ぎてゆくわ
  「ラジオのように」作詞:川村真澄
アルバム『RadioGenic』1曲目

時間は前へ前へと流れている。そして、ラジオも止まることなく言葉やメロディを流している。止まってしまえばそれは、放送事故となる。

その昔、ラジオやテレビは、今よりもっと流れ、わたしたちの上を通り過ぎていくものだった。それは、今のように庶民が録音や録画という技術を持たず、放送事態も生で行われていた頃(もちろん、私はリアルタイムで知る由もないが)。ドラマさえ、生放送だった時代もある。今は、録音や録画が誰でもできるようになって、受け手は録音や録画をすることで、好きな時間に聴いたり、見たりすることができる。これは、大変便利なことだけど、今しか聴けない、見れないという緊張感はなくなってしまったなと思う。そして、「とりあえず録画する」感覚も強くなり、録画しただけで見ることのないものも増えている。

ラジオといえば、私が祥子さんに深く興味を持つようになったのは、1989年にFM三重で放送されていた「ムーンダンスダイナーで」。火曜の20時だったと記憶しているが、それこそ、流れてしまう音を惜しむように聴き、なおかつ録音もしていた。

そんなわけで、ラジオは、録音という技術でコントロールができるようになったけど、時は相変わらず、人にはコントロールなどできない。つまり、わたしたちの上をこの瞬間も通り過ぎていく。その事実を噛み締めなければならない。(みど)


ah 男にはいつだって 最初の恋/女には最後の恋 それが理想
  「幸福の樹」作詞:川村真澄
アルバム『RadioGenic』2曲目

こんなに明るく別れの歌を歌ってしまっていいの? って思うほどポップなサヨナラソング。このポップさは、鈴木祥子の第2幕が始まったなって感じです。この曲を聴くと、一度一緒に暮らした男と女が、別れたあとに友達になることは可能かもと思えてしまう。

そして、この部分を聴いていつも思い出してたのは、松任谷由実の「魔法のくすり」。

男はいつも最初の恋人になりたがり
女は誰も最後の愛人でいたいの

という歌詞、聞き比べて見るのもいいのでは? (みど)

(2003/9/7公開)


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