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お歌詞なしょーこ
ロイヤルガーデンサラダのリスペクトアーティスト・鈴木祥子の
アルバム全曲を「お歌詞なひとこと」の方法論で紹介しようというコーナー
構想3分、完成まで1年以上という超大作になる予定。
1週間に2曲ずつ、アルバム発売順に地道にやっていきます。

●アルバム『風の扉』編・9,10曲目
風の扉ジャケット
風の扉
鈴木祥子
1990.3.1
EPIC/SONY

■■リスト■■

「LOVE/IDENTIFIED」
[1,2,3]
「BLONDE/PASSION」
[1,2,3]
『I WAS THERE,I'M HERE』
[1-2,5] [1-6,7] [1-8,11] [2-3,10]
『friends, lovers, my journey home』
[8]
『Love, painful love』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8,9]
『あたらしい愛の詩』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10] [11,12]
『あたしの旅路』
[12,14]
『私小説』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10,11]
『Candy Apple Red』
[2,3] [4,5] [6,7] [8,9] [10,11] [12,13]
『SNAPSHOTS』
[1,2] [3,4&5] [6,7] [8,9] [10,11] [12,13]
「TRUE ROMANCE」
[2]
『Shoko Suzuki Sings Bacharach&David』
[1,2] [3,4]
『Radio Genic』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『Harvest』
[7,12]
『Hourglass』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『Long Long Way Home』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『風の扉』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『水の冠』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8,9]
『VIRIDIAN』
[1,2] [3,4] [5,6,7]

爪が折れるくらいに ダイヤルすることも/子猫のように 誰かを待つことも もうない
 
「ひとりぼっちのコーラス」作詞:川村真澄
アルバム『風の扉』9曲目

「爪が折れるくらいにダイヤルをする」こんな行為は、違う意味で今はない。今は2プッシュで誰にでも通話できる時代(ワンプッシュでできるものもあるね)。最後の数字で息を止めた。なんていいまわしも今じゃ使えないよね。電話番号の暗記もしなくなったし。電話を使って恋心を表現することがロマンチックな時代じゃなくなている。そんなことを感じつつ、この曲を改めて聞いた。そして再び感じた。この歌詞には、私にとって新鮮でうらやましくなる箇所が多いのだ。「砂糖をかじりながら スカラ座に行こう」、「イタリア映画を見に 坂道をのぼる」なんてところは、思わずオードリー・ヘップバーンを連想してしまう。日本の歌詞っぽくないんだよね。「悲しさ」をコーラスにするあたりも裏切り感があっていいな。(みど)

昼間の半月は 雲に隠れ 今/水銀の灯りが ともりだす
  「雪の夜に」作詞:鈴木祥子
アルバム『風の扉』10曲目

昼間に見る月は、歌詞になりやすい。それは、存在するのに見えにくいものの例えとされる場合が多い。実は私も昔、不倫の歌を書いたときに「真昼の月」なんてタイトルをつけたな。しかし、ここはそんな例えでなく、もっと素直に使われている。水銀灯が灯る寸前に見える月は真昼の月とは違う。わたし的には、子供時代を思い出す感じ。こんな風に当たり前に使ったほうが昼間の月は活きる。「真昼の月」という言葉は、ドラマタイトルにもなっているし、多くのアーティストがタイトルとして使いすぎている。いまさらな言葉になってしまったな。(みど)

(2003/6/16公開)

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