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お歌詞なしょーこ
ロイヤルガーデンサラダのリスペクトアーティスト・鈴木祥子の
アルバム全曲を「お歌詞なひとこと」の方法論で紹介しようというコーナー
構想3分、完成まで1年以上という超大作になる予定。
1週間に2曲ずつ、アルバム発売順に地道にやっていきます。

●アルバム『Hourglass』編・9,10曲目
Hourglassジャケット
Hourglass
鈴木祥子
1991.12.1
EPIC/SONY

■■リスト■■

「LOVE/IDENTIFIED」
[1,2,3]
「BLONDE/PASSION」
[1,2,3]
『I WAS THERE,I'M HERE』
[1-2,5] [1-6,7] [1-8,11] [2-3,10]
『friends, lovers, my journey home』
[8]
『Love, painful love』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8,9]
『あたらしい愛の詩』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10] [11,12]
『あたしの旅路』
[12,14]
『私小説』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10,11]
『Candy Apple Red』
[2,3] [4,5] [6,7] [8,9] [10,11] [12,13]
『SNAPSHOTS』
[1,2] [3,4&5] [6,7] [8,9] [10,11] [12,13]
「TRUE ROMANCE」
[2]
『Shoko Suzuki Sings Bacharach&David』
[1,2] [3,4]
『Radio Genic』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『Harvest』
[7,12]
『Hourglass』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『Long Long Way Home』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『風の扉』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8] [9,10]
『水の冠』
[1,2] [3,4] [5,6] [7,8,9]
『VIRIDIAN』
[1,2] [3,4] [5,6,7]

障子にあかるい陽が差して/みんながこの場所に帰ってきたよ
  「Silent Dream」作詞:鈴木祥子
アルバム『Hourglass』9曲目

正直、この曲はずっと苦手でした。実は今も得意ではない。理由は、悲しくなるから。淡々と綴られる風景は、自分自身もいつか見たことがある懐かしい景色で、そこに冷たい雨が降っているのを想像すると、ただただ、切なく感じてしまう。

でも、この歌詞の中でこのシーンだけは、救いがある。核家族が増え、一人暮らしが増えて、同じ場所にみんなが帰ってくるという現実は減ってしまったけど、夕方の風景としては「寺内貫太郎一家」みたいでいいよね。ただ、ここで出てくる「陽」は太陽ではなく電灯の「灯」だと私は解釈している。(みど)

もう何も辛いことはない
  「Farewell Song」作詞:鈴木祥子
アルバム『Hourglass』10曲目

日本語にすれば「送別歌」となるこの曲。何と送別するのか? 答えは「辛さ」だ。やっと帰り着いた場所であなたに会えて、となりにはあなたがいる。これで、今までの辛さから開放されると彼女は歌う。しかし、それは、この瞬間だけの思い。人は永遠になんらかの辛さに縛られている。なぜなら、人はひとつ手に入れるともっと欲しくなる。基本的に人は欲張りだ(と私は思っている)から。そんなわけで、こんな「Farewell Song」を繰り返し、人は生きていくのだ。何度でも歌えばいい。 (みど)

(2003/8/24公開)

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