相棒 -3rd Season-

テキスト・伊藤緑
2006/03/19

相棒 -3rd Season- 第7話

『夢を喰う女』

今回の「相棒」、奧が深い内容でした。自分は手を汚さないけど、なぜか男を翻弄させる女。弱そうに見せて誰よりも強い。人に罪を犯せさせて、自分は「何も悪いことはしていない」と言い切る。それを繰り返す。人の心の闇を見た気がした。

■夢を喰う女

仕事をリタイアした初老の紳士に自分史を書きませんか?と声をかける図書館の美人司書辻村めぐみ。声をかけられた人物が続けてふたり殺害された。遺体の上には、表紙も中身も真っ白の本が置かれていた。一課は、めぐみを疑うが、右京はすっきりとしない。図書館を訪れた時に、カウンターが一番よく見える席に必ず座る男、大滝と出逢う。彼もまた、自分史を書かないか?と誘われた人物だった。しかし、彼の自分史はできあがっていない。彼は、めぐみは自分だけの自分史を書いてくれると信じ、尾行をしていた。そして、自分以外の男にも声をかけていることを知り嫉妬を感じ、男を次々と殺した。次に声をかけられた男、清水が殺される前に、大滝を逮捕することができたのだが。清水は、めぐみは自分だけを選んだのだ、と懲りない様子。しかし、めぐみは、また新しい男に声をかけ自分史を書かないかと持ちかけていた。それを見た清水は、鋭い目でめぐみを尾行していた。

■ちょこっとコメント

「もっとも邪悪な人間もまた天使の顔をしている」。最後に右京が清水に告げた言葉。そして、「私は悪いことはしていない」と言うめぐみに対して告げた言葉「いつかあなた自身がこのツケを払わなければならない時が必ず来る」。深いなぁ。

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