2時間ドラマ探訪

テキスト・伊藤緑
2006/03/19

第二回:「密会の宿2 女と指輪の殺人」

2時間ドラマ探訪、二回目です。どのドラマを取り上げようかといろいろチェックしました。その中で、きらりと光ったのはこれ! 岡江久美子さん主演の2時間ドラマ。「はなまるマーケット」とは違う彼女に会えました。

「2時間ドラマ探訪」は、「れんドラ110」」のメルマガで、連載しています。

●放送日
2004年06月09日放送(女と愛とミステリー)
●出演
岡江久美子(桑野厚子)、西岡徳馬(番場周平)、東幹久(久保隆)、国生さゆり(江島まり)、尾美としのり(山岸聖一)、高畑淳子(北岡美紀)ほか
●シリーズの歴史
「密会の宿」は今回2回目の放送。1回目は2003年07月30日に放送されて いる。これは、見逃していたのだけど、最近は、同じシリーズを放送するときに 事前に再放送をするというシステムがあるので、06月06日にチェックすることが できた。ラッキー!
北鎌倉の隠れ宿「くわの」を舞台にした「密会の宿」シリーズ。女将は未亡人桑野厚子。岡江久美子が演じている。そして、厚子の夫の後輩であるミステリー作 家志望の居候かつ番頭である久保隆を演じるのは東幹久。彼は、密かに厚子に思いを寄せている。思いはまったく伝わっていないのだけど。そして、刑事番場周平を演じるのは西岡徳馬。彼も密かに厚子に思いを寄せている感じ。そんな設 定の中で、事件は起こるのだった。

■ストーリー

交換殺人をテーマにした今回の「密会の宿2 女と指輪の殺人」シリーズ。雑誌の取材記者として宿を訪れた江島まり(国生さゆり)と不倫カップルとして訪れた北岡美紀(高畑淳子)は、互いに夫を憎んでいた。そこで、結婚指輪を交換し、互いの夫を殺すという交換殺人を誓った。

最初の殺人は、美紀によるまりの夫殺し。予想通りまりに疑いが向く。そこで、美紀がアリバイの証人になり、まりの疑いは晴れる。しかし、次に起きた殺人は、美紀の夫ではなく美紀と一緒に宿を訪れた不倫相手であるスーパー店員 山岸聖一(尾美としのり)だった。疑いは美紀に向く。なぜなら、山岸と美紀は単なる不倫ではなく、山岸が美紀に万引きの疑いを賭け、脅していたからだ。警察は、まりの夫と山岸を二人が交換殺人で殺したと推測する。だが、ここで、山岸殺しの犯人が自首。山岸と付き合っていたというスーパーでパートとして働く女だ。山岸に本気になった彼女は、山岸に別れを告げられ、殺したという。

ここから、女将桑野厚子(岡江久美子)の推理が光る。写真からまりの結婚指輪がプラチナであり、美紀の結婚指輪はゴールドであることを突き止め、二人の指輪が交換されていることに気づく。そんな折、厚子は街で美紀と美紀の夫と出会う。非常に優しいそうに見える美紀の夫だが、美紀への態度は冷たいものだった。厚子は、まりと美紀が互いの夫を殺すという交換殺人を計画したと予想する。次に狙われるのは、美紀の夫なのだと。

しかし、「くわの」で仲居の手伝いをしていたまりは、いつしか女将の優しさに触れ、自らの手を汚すことをためらっていた。まりの故郷である銚子の屏風が浦でのラストシーン。美紀だけが人を殺した状態で、止まった交換殺人。美紀がまりを問いつめる。そこへ番場刑事(西岡徳馬)と共に厚子が登場。すべてが明らかになる。

■チェックポイント

前回に引き続き、またも宿を舞台にしたドラマ。旅先は舞台になりやすい?この宿「くわの」は、架空の宿のようだが、ドラマの中に登場する「茶寮 風花」は実在するお店。紫陽花寺として知られる明月院の門前にある。紫陽花の季節である今は出かけるのにいいタイミングだな。名物は「うさぎまんじゅう」。要チェック!
さて、今回のドラマ、のテーマが「交換殺人」であることは、早い時期にピンと来た。だけど、美紀の夫のキャラクターが分かったのが、1時間を過ぎたところであったため、山岸に気をとられてしまった。片方だけが、人を殺してしまったという状態で終わったこのドラマは、まりだけがお得だったような感が否めない。

■気になる出演者

岡江久美子:毎朝8時半からTBS系で放送されている「はまなるマーケット」で司会を務める務める岡江久美子さん。知人と立ち上げているサイト「ロイヤルガーデンサラダ」で、「はまなるマーケット」のオープニングトークをイラスト&コメントで毎日紹介している。このサイトは、岡江さんやスタッフにも、容認していただており、ありがたいことです。そのコーナーの体験から、岡江さんのキャラクターはかなり把握しているつもり。せっかちで、物事にこだわらないおおらかな人。とっても頭の回転が良くて、会話のリズムも抜群。いつも素に近い岡江さんを見ているので、ドラマで見ると、あぁ、彼女は女優さんだったんだと強く認識する。今回は、未亡人で隠れ宿の女将。ほぼすべてのシーンで着物を着用していた彼女は毎朝見る彼女よりひと味もふた味も色っぽい女性に映った。
また、「今日の岡江久美子」で、取り上げたこの一言はどのドラマなのか気になっている。

『台本に「じたばた」という言葉が出てくるたびに、シブがき隊のデビュー曲「NAI・NAI 16」のヤッくんのソロフレーズ「♪じたばたするなよ!」を連想してしまう』
今日の岡江久美子
このドラマ見たいなぁ。

そして、岡江久美子さんの旦那さんは大和田獏さん。彼も毎日、テレビ朝日系で昼の11時25分時から放送されている「ワイド!スクランブル」で司会を務めている。夫婦そろって、帯番組の司会をしているのって珍しいのではないかな?そして、彼らの娘である、大和田美帆さんは昨年、舞台デビューを果たした。オープニングで、たまに娘さんのことが話題になるが、娘さんの仕事については、コメントしない。これはコメントしないと決めているんだろうなと思う。公私を分けた感じが非常に交換いや、好感が持てる。美帆さんは、オーディションで主役を射止めデビューした。合格してから、大和田獏さん、岡江久美子さんの娘さんと分かったそうだ。

岡江久美子: 公式サイト

大和田美帆:インタビュー記事

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