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21世紀J-POPあれこれ
レコードからCD、カセットからMD、そしてMP3プレイヤー。音楽を聴く環境は変わっても変わらないこと、それはいい曲はいいってこと。
昔はよかった、と振り返るのもいいけれど、今輝いているアーティストを聴かないのはもったいないかも。
誰を聴けばいいか分からない人は、このコーナーを参考にしてね。

●Vol.2 岡北有由

■■リスト■■
Vol.3(鬼束ちひろ)
Vol.2(岡北有由)
Vol.1(Do As Infinity)

岡北有由
岡北有由ジャケット

1980.01.30生

[→公式サイト]

わたし(シングル『わたし』2001.05.23 Release)

たまに自分がわかんなくなって
自信もなくなって 自分が嫌になる
「ああもう」って思ったりする
でもわたしは こんな単純だけど複雑な奴を
わかってあげてるつもり 少しはね


自分のことは、自分が一番分かってないのかもしれない。他人から指摘されて「うそ!」と思いつつ、冷静になると「そうかも」ってことあるよね。認めたくなからこそ、自分では違うと信じていたりすることを突っ込まれて「むっ」とすることさえもある。

この「わたし」は、そんな自分を岡北有由が10代にして分析した唄だ。Aメロでは、いくつかの具体例をあげている。そして、ここに提示した歌詞は、サビの部分になる。「わかってあげてるつもり 少しはね」と言うことが出来ないから人は悩む。私自身も、自分の得意としているものが、実は自分をすごく痛めつけていることだと人から指摘され、意識してブレーキをかけるようになった経験もある。人のことは冷静になおかつ明確にに見えるかもしれない。でも、それよりもっと自分自身をじっくりと観察しなければいけないと思うのだ。

このテーマの歌詞は、自作自演だからできるものだ。作詞家が提供できる歌詞ではない。だからこそ、彼女が唄ってくれて嬉しく思う。

「わたし」が収録されているシングル&アルバム
アルバム『Panda
シングル『わたし
アルバム『BASEMENT DIARY-ベイスメント・ダイアリー-

最新アルバム『エーテル

岡北有由って?

2001.01.31にキティMMEからメジャーデビューを飾った。これは、彼女の21回目の誕生日。だけど、彼女は、この日より以前に自主制作アルバムやインディーズアルバムを制作し、知る人ぞ知る人気アーティストだったのだ。メジャーデビュー前に、すでに、HMVやタワーレコードでインストアライブを行い多くの集客をしていた。

しかし、それ以前に彼女は路上ミュージシャンとして、溝の口で唄っていた。そこをスカウトされたのは有名な話? 実際、溝の口は今も、毎夜何人かの路上ミュージシャンが第2の岡北有由を目指し歌っているらしい。そんな彼女だからこそ、2001.01.31のデビューは満を持してという感があった。

路上では、ギター1本弾き語りスタイルだが、ライブハウスではロック色が強くなる。2度お邪魔したクアトロ(渋谷)は、完全に満員電車の車内と化すほどの人の数と熱気だった。彼女が歌う言葉にファンは酔い、彼女は存在感をたたきだしていた。そんな熱さをクールダウンしてくれるのが、天然ボケ?を含むMC、そのギャップに惚れてるファンも多いだろう。なんて言ったら失礼かな? 毎年、行われている、1月31日の誕生日ライブ。今後の成長が楽しみなアーティストだ。

(みど)2003/4/3公開)


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