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J-POPが生まれる前のJ-POP
彼女達が居たから、きっと今のayuがいるんだ!

このコーナーでは、J-POP夜明け前の80年代から90年代くらいの日本のアーティストを紹介していきたい。もちろん我々のオススメの人達ばかりだ。

気になったら中古でもいいから彼女(彼)たちの曲を聴いてみて欲しいんだ。
今につながる何かをそこから聴き取ることができるかもしれないよ。

●Vol.15(2003/3/7公開)

■■リスト■■
Vol.18(奥井亜紀)
Vol.17(佐藤聖子)
Vol.16(ELLIS)
Vol.15(都築恵理)
Vol.14(辛島美登里)
Vol.13(槇原敬之)
Vol.12(平松愛理)
Vol.11(小松未歩)
Vol.10(片桐麻美)
Vol.9(AK〔柿原朱美〕)
Vol.8(渡辺美里)
Vol.7(米屋 純)
Vol.6(遠藤響子)
Vol.5(井上昌己)
Vol.4(篠原美也子)
Vol.3(谷村有美)
Vol.2(川村結花/永井真理子)
Vol.1(加藤いづみ/今野登茂子)

都築恵理
1972.06.10生
都築恵理写真

[→ファンサイト]
1990年代の最後に現れて、突然、姿を消してしまった都築恵理。彼女が、今もどこかで歌っていてくれるのなら、そんな情報が欲しいと思っている。
1997年7月にシングル「Tresure」(徳間ジャパンコミュニケーションズ 1997.07.24 Release)でデビューした彼女。私が出会ったのは、3枚目のマキシシングル「Platina(徳間ジャパンコミュニケーションズ 1998.05/21 Release)。そのCDのジャケットには、本人の写真はなく彼女をイメージしたイラストが描かれていた。おそらく、その匿名さに引かれ私はCDを購入した。

なんの情報もなくCDを購入することは少なくもないが多くもない。しかし、インスピレーションで手にして購入までいたったアーティストは、現段階ではおそらく彼女が最後ではないかと思う。彼女の曲は、私を裏切らず独自の世界を持ちながら、独りよがりになっていない非常にクリアな楽曲だった。歌詞の中では、彼女はおおっぴらには自信家ではなく、だけど、自分を信じている女の子だった。

すでに、元気印の女の子の時代は終わっていたけど、今ほど表立って弱さをさらけ出すことも流行っていなかった中途半端な1997年。「SPEED」が人気を博し、「モーニング娘。」、「KinKi Kids」がデビューした年。世の中は10代に夢中だった。25歳だった彼女には、ぴったりとした居場所がなかったかもしれない。もし、今25歳で、もし、今これらの曲を歌ってくれていたら、とありえない「もし」を思ってしまう。

デビュー曲「Tresure」の中で「遠くばかりを見てた私に 愛なんてもっと近くにあるものだと 教えてくれたのは君だった」と歌う。彼女はバブルが弾けても、その時代を忘れられずにいる人々にもっと足元を見ようよと伝えてくれていたのにと思う。
アルバム『freely』(徳間ジャパンコミュニケーションズ 1998.06.24 Release)に収められている「Working Girl」や「届かない自分」には、10代には絶対に書けない、今の場所に来るまでの彼女の道のりを想像させるリアルな生活感が描かれている。

また、新しい曲をどこかから発信してくれないかなと思うアーティストの一人である。
横浜HMVで見たインストアライブ、懐かしく思っている。(みど)

●文中の都築恵理のCD
シングル「Tresure
シングル「Platina
アルバム『freely



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