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J-POPが生まれる前のJ-POP
彼女達が居たから、きっと今のayuがいるんだ!

このコーナーでは、J-POP夜明け前の80年代から90年代くらいの日本のアーティストを紹介していきたい。もちろん我々のオススメの人達ばかりだ。

気になったら中古でもいいから彼女(彼)たちの曲を聴いてみて欲しいんだ。
今につながる何かをそこから聴き取ることができるかもしれないよ。

●Vol.12(2003/1/15公開)
■■リスト■■
Vol.18(奥井亜紀)
Vol.17(佐藤聖子)
Vol.16(ELLIS)
Vol.15(都築恵理)
Vol.14(辛島美登里)
Vol.13(槇原敬之)
Vol.12(平松愛理)
Vol.11(小松未歩)
Vol.10(片桐麻美)
Vol.9(AK〔柿原朱美〕)
Vol.8(渡辺美里)
Vol.7(米屋 純)
Vol.6(遠藤響子)
Vol.5(井上昌己)
Vol.4(篠原美也子)
Vol.3(谷村有美)
Vol.2(川村結花/永井真理子)
Vol.1(加藤いづみ/今野登茂子)

平松愛理
1964.03.08生
平松愛理写真

[→オフィシャルサイト]
平松愛理は現在、休養中だ。病名は「ガン」。正直、知らなかった。2003年1月12日に日本テレビ系で放送された『NNNドキュメント もう一度歌いたい』は、彼女の病との戦いのドキュメンタリーだった。

彼女の歌をよく聞いていたのは、1990年から1993年くらいのことだ。「素敵なルネッサンス」、「部屋とYシャツと私」、「マイ セレナーデ」など、カラオケでもよく歌っていた。そして、アルバムに収録されている、「朝のホームで」や「月のランプ」など、カセットに入れて友達にプレゼントしたりもしていた。彼女の書く前向きの歌詞に元気をもらっていた平和だった私。しかし、あの頃すでに彼女は、子宮内膜症を患い、ぎりぎりのところで歌っていたというのだ。これをプロ根性という言葉で片付けたくはない。彼女にとって、歌うことは仕事ではなく、生活の一部、空気を吸ったり、食事をしたりくらい生きるために必要なもの。どんな苦痛も作品を生み出し、世に出し誰かに伝わることで、痛みを和らげていたのではないかと、彼女の夫であり、音楽プロデューサーである清水信之氏は語る。

シンガーソングライターをいう職業は、普通の体力があっても、しんどい仕事だと思う。精神的に追い詰められことも多い(自分との戦いも多い)、不規則な生活による肉体的な稼働も多い。「自分の仕事は夢を与えること」と言って痛みをこらえ、ステージで笑う彼女に私もコンサート会場で夢をもらったひとりだ。その彼女が2002年4月の渋谷公会堂のコンサートで、自らガンの告白をし、休養に入った。歌い続けないと生きていけないという彼女が大きな決断をした瞬間だった。

そして、8ヶ月後の2002年12月、ハワイでこじんまりとしたライブを行った。正式な復帰ではないが、新たな一歩を踏み出すためのスタートとなった。今年も、8年間続けてきた神戸で震災の支援ライブを行う。昨年は、手術後一ヶ月でも開催をしている。

ドキュメンタリー番組の中での彼女が笑顔でいられる理由はなんだろう? 仕事に穴をあけず、誰にも知らせず、すべてをこなそうとする理由はなんだろう? 私が今、大事だと言っているものは果たしてそこまでの思いがあるものなのだろうか? そこまで必至に思えるものに出会えている彼女は素晴らしいと思う。

以前このサイト内の「お歌詞なひとこと」で紹介した「朝のホームで」。その歌詞の「明日死んでもいいくらい生きてみたい」が番組の中で何度も流れた。このぎりぎりの形が今の彼女のように思えた。

休業に入ってからオープンしたオフィシャルサイトには、彼女の日記もある。(みど)

●文中の平松愛理のシングルの収録アルバム
「素敵なルネッサンス」
「部屋とYシャツと私」
「マイ セレナーデ」
アルバム『Single is Best』にすべて収録

「朝のホームで」
アルバム『とっておきの20秒

「月のランプ」
アルバム『MY DEAR



●メッセージ募集
 平松愛理に関する推薦メッセージや思い出話、コメントなどを募集しています。
 [→書き込みする]
satoさんより(2003/5/9) 最近の彼女の話題は殆どが癌であったり子宮内膜症が主であるが、そんな事よりも(実際はそんな事といえる程なまやさしい問題ではないが)歌詞を、そしてメロディーを聞いて欲しい。シングルの曲は明るいモノが多いが、アルバム収録曲は悲しさや切なさに負けないで生きていく芯の強い女性を描いていると思う。実体験を歌にする事が少ないらしいが、これほど見事に女性心理を掴んだアーティストは少ないと思う。今の若いアーティスト気取りと違う本当のアーティストだと思う。是非どれでも良いからアルバムを買ってじっくり聴いてください!どのアルバムも聴き応え満点です。

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