手押し相撲にやさしさを見た:ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!
バナナマンの設楽統(したらおさむ)は、最近わたしが注目する芸人のひとりである。「むちゃぶり!」での無茶鰤男(声だけの出演)が(わたしの中で)評判よかったのだが、終わってしまって残念だ。最近は「流星の絆」「MR.BRAIN」など、ドラマでも活躍しているね。
そんなバナナマン設楽がメインの企画が「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」(日本テレビ系、日曜よる11:56)で二週に渡り放送された。その名も「バナナマン設楽を倒せ! 芸能界手押し相撲王決定戦」。彼は手押し相撲で今まで負けたことがないらしいのだ。
手押し相撲というのは、向き合って手で押し合い、足が動いたり相手の手以外に触れたら負けという遊び。ガキの使いレギュラー陣や、猫ひろし、オードリー春日、大林素子らを負かして、最終決戦まで進んだ設楽。しかし最後に出てきたのは元横綱の曙だった。
バナナマン設楽 vs 曙、曙ちょっとぐらつくの図
負けたことがないといっても、学校の休み時間にやっていたレベルという設楽。どう考えても曙相手に勝ち目はないと思えたが、意外と善戦していた。視聴者としては設楽を応援したいところだったが、ちょっとぐらつく曙を見て「負けたらシャレにならない」と感じたわたしは、思わず曙を応援していた。
結果、曙の勝利に終わったのだが、勝負が決まるちょっと前に山崎邦生が「ガンバレ」とかけた言葉がどっちに対してだったのかが気になる。ガキの使いチームとしてはチームの最終兵器である曙を応援すべきなのだが、最後のガンバレは設楽に対して思わず出てしまったようにも聞こえた。そして、そこに山崎邦生のやさしさを見た気がした。
この番組の中で、ダウンタウンの松本人志もやさしさを見せていた。行司役だったバナナマン日村が曙相手に相撲をとり、瞬時にぶっとばされたときのことだ。真っ先に日村にかけよった松本は、「ようやった(良くやった)」と彼をハグしていたのだ。あれ、松っちゃんってこんな芸風だっけと思ったが、これも芸ではなく思わず取った行動のようにも見えた。
そんなわけで、バナナマン設楽の強さと、芸人たちのやさしさを感じられた「手押し相撲王決定戦」。結構盛り上がったし、第二回もあるかもしれない。手押し相撲がブームになる、「そんなバナナ」なこともあるかもね。
「むちゃぶり」関連ネタ
今日の蛇足
さいきんTBSでバナナマン設楽も出ている「流星の絆」の再放送をやっている。やっとで原作本を読んでいるわたしだが、あとちょっとで読み終わるところ。
キーワード:ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! バナナマン 設楽統
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