気になるのは秀治とジュニア:ぼくの妹
いったい「ぼくの妹」(TBS系、日曜よる9時)はどこに向かおうとしているのだろう。予備知識無しに見たらどういうドラマなのか分からないのは「スマイル」(TBS系、金曜よる10時)と同様な感じがする。ミステリー要素もあるホームドラマといったところや、結局何が言いたいのか、最後はどうなるのかが読めないところもよく似ている。
「ぼくの妹」でビックリしたのは初回でのともさかりえ演じる女性の転落死。これが自殺ではなく事故だということは4話でやっとではっきりとした。アンテナにひっかかったスカーフを取ろうとして落ちてしまったのだ。まだ見てない人にはネタバレだが、それほど意外ではないのでまあいいよね。
ジュニア千原のすべりおちない話
主役はオダギリジョーと長澤まさみなのだが、気になる存在はやはり大滝秀治と千原ジュニアだ。ふたりとも演技を超えた部分での存在感が際だっている。
最近いろいろと千原ジュニアの評価が高いようだ。パフュームもテレビで「ジュニアさんカッコイイ」といったような発言をしていたし、面白いだけでなくモテオーラも出ているみたいね。
ドラマの中でも、ともさかりえとはカップルで長澤まさみからはラブ視線で見つめられるという、うらやましいモテぶりだ。
結局のところ、「ぼくの妹」は家族愛、兄妹愛を描きたいのだろう。なるほど、きょうだいつながりで千原兄弟からのキャスティングなのか。「あなたの兄妹は、今、どうしてますか?」がドラマのキャッチフレーズらしいが、兄・千原せいじは「ぼくの妹」が放送されている今そのとき、家族仲良くテレビで弟の活躍を見ているのかもしれない。
今日の蛇足
「ぼくの妹」といえば加山雄三だよなと思っていたが、そっちは「ぼくの妹に」らしい。「ぼくの妹に」は歌しか知らなかったが加山雄三主演のドラマもあったらしく、しかもそれがTBS日曜劇場の作品だったんだって。
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