気になる番組

テキスト&イラスト・芦之由
2008年9月 2日

世界の松下進登場:ソロモン流

8月31日の「ソロモン流」(テレビ東京、日曜よる9時54分)は松下進が登場した。
松下進は「ファミ通」の表紙やオリックス・バファローズのマスコットなどで知られる日本を代表するイラストレーター、キャラクターデザイナー。最近は EXILEのキャラクター画を描いたり、叶姉妹をアニメキャラクター化したりと、ますます大活躍の様子。全米で放送された「MONKEY MAGIC」というアニメのキャラクターデザインをしたそうで、まさに世界のマツシタですな。

【イラスト画像】松下進風に描いた松下進
中途半端だが松下進風の松下進

松下進は、ステッドラーの芯ホルダーで絵を描いていた。芯ホルダーというのは、鉛筆の芯をシャープペン感覚で使えるような筆記具。芯だけ別で売っていて、芯を削る道具もある。
芯を削る道具に芯ホルダーを突っ込んでぐるぐる回して芯を削るのがカッコいいと思って、わたしも昔一式買ったのよ。

芯ホルダーの話が長くなったが、とにかく松下進は芯ホルダーだけで濃淡を付けた絵(もちろん鉛筆なので黒一色)を完成させた。そして、色づけは番組の後半でと別の話題に。

で、いよいよ色づけ作業。色づけはスタッフのMac上で行われ、松下進は指示を出していた。
スキャニングやトレース部分は紹介されなかったので、その辺は謎。そこのところが一番興味があったのに…。
この番組を見た限りでは、松下進は鉛筆画を描いて、後の作業はスタッフがパソコンでやっているという印象。

これを見ていた妻が、あんたこのスタッフ作業だったらできるんじゃないのと言った。給料高そうと思ったようだ。わたしとしては、下絵だけ描いて後はスタッフにお任せの立場の方に魅力を感じるんだけど。

ともあれ、世界のマツシタの作品がどう生まれているかが分かり興味深かったこの番組。いつも楽しそうにしている松下進の姿が印象的だった。妻が元モデルで現在ジャズ・ポップ歌手のナオミ・グレースというのもビックリ。そりゃあ妻があんな美人なら毎日楽しいわけだ。

関連リンク

今日の蛇足

きのう(2008-9-1)放送の映画「嫌われ松子の一生」は、福田首相の辞意表明の報道で中断されたまま終了。まあ中途半端に再開されるよりはよかったか。

このエントリーを含むはてなブックマーク

キーワード:      

気になる番組の最新10件

各コーナーのもくじ

トラックバックのURL

※トラックバックはリアルタイムに公開されず、管理者の承認後公開させていただきます。ご了承ください。

コメント送信フォーム

※コメントはリアルタイムに公開されず、管理者の承認後公開させていただきます。ご了承ください。
コメントをページに掲載してほしくない場合、その旨明記してください。

コメントをお願いします










Facebook

最近のエントリー

付記

このサイトは、MovableTypeというブログツールを利用して運用しています。