ちゅらさん3でテレビの未来を想う
NHK朝の連続テレビ小説からはじまって、異例のシリーズ化されている「ちゅらさん」。この第3シリーズ全5回が先日終わった。
主演の国仲涼子とその夫役の小橋賢児をはじめ、山田孝之、佐藤藍子、菅野美穂、小西真奈美、ガレッジセールの二人などなどNHKらしい豪華なメンバーは健在。お約束の笑えるところあり涙ありで、あっという間の全5回だった。
しかし、今シリーズを見てわたしが一番印象に残ったのは、沖縄の自然の美しさだった。妻と二人で「きれいだね〜」「きれいだね〜」と言いながら見ていたのだ。 と、いうのも第2シリーズまでとは違い、地上波デジタル放送で見たからなのだ。決してストーリーにのめり込めなかったわけではなく、とにかくデジタルハイビジョンの美しい映像に感動したわけなのである。

「デジタル放送とか言ってるけど、今のままのテレビで十分じゃん」と思っている人も多いだろう。わたしだってどっちかというと、そっち寄りだった。
し かし、一度ハイビジョン放送の美しい画像に慣れてしまうと、後には戻れないんだよね。一度産地のもぎたてのおいしい果物を食べてしまったら、もうスーパー の安売りの果物では満足できないのと同じ。しかもそれ(地上波デジタル放送)は禁断の果実ではなく、手の届く未来なのだから、手を出さなきゃ損だとも言っ ておこう。
地上波デジタル放送は双方向性によってテレビが変わると言われているが、どうもいまひとつピンとこない。クイズ番組に参加するの は楽しいかもしれないが、やはり基本的にテレビは受け身のメディアなんだし、番組に参加したりショッピングするのなら、インターネットでできればいいやと 思ってしまう。
でも、ただ映像が高精細というそれだけで「テレビが変わる」可能性があることを、この「ちゅらさん3」を見て感じた。映像の 美しさ、臨場感により、情緒に訴える作品が作りやすくなると思うのだ。「感情に訴える作品から情緒に訴える作品へ」、そんな変化が起きることを、美しい沖 縄の自然を見ながら予感したのであった。
「TVっ子BANZAI」を「ヤッパシ…TVっ子」にタイトル変更して再スタートしました。


状況: