プチレビュー

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映画プチレビュー:リンダリンダリンダ

ペ・ドゥナビギナーはほかの作品も見てね

「電波少年」のヒッチハイクで、チューヤンと伊藤高史がパンヤオ(朋友)として活躍していたころ、チューヤンはカタコトの日本語を話すヘンな外人キャラだった。今ならボビー・オロゴンがそのキャラに近いね。パンヤオのヒッチハイクの模様はチューヤンの地元香港でも放送していたらしく、ゴールしたあと凱旋帰国もしたそうだ。そのときの香港でのテレビを見た人によると、伊藤高史がカタコトの中国語を話すヘンな外人キャラという扱いで、キャラが入れ替わっていたらしい。

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公開日:2005/08/24 コーナー名: プチレビュー

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映画プチレビュー:マイ・リトル・ブライド

映画を評するときにわたしは、「『月曜ドラマランド』みたい」という言い方をしたりする。
これは、良くいえば「娯楽作品として単純に楽しめる」、悪くいえば「映画としてはスケール感にかける」といった感じの意味だ。
「月曜ドラマランド」は80年代にフジテレビでやっていた1時間半のドラマ枠。若手アイドルが主演で、映画のリメイクやマンガ原作ものなどを、低予算短期間(たぶん)で作ったような、いわゆる「アイドルドラマ」の印象が強い。

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公開日:2005/07/03 コーナー名: プチレビュー

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本プチレビュー:となり町戦争(三崎亜希)

お化けというのは、見えないから怖い。ホラー映画の怖さというのも、幽霊なりモンスターなりが「出るぞ、出るぞ」という演出がポイントだろう。いわゆる「見えない影におびえる」という状態が、人間として一番恐怖を感じるものの一つだと言える。

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公開日:2005/04/20 コーナー名: プチレビュー

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本プチレビュー:「100パーセントの闘争心 日本女子バレーの栄光、挫折、そして再生」(吉井妙子)

上戸彩主演ドラマ「アタックNo.1」が始まった。わたしはこのドラマにかなり期待している。上戸彩のかわいいユニフォーム姿を見たいとか、宮地真緒、遠野凪子など女子高生役はどうかという面々を突っ込みたいとかいうのもあるが、それとは別に思うところがあるのだ。それは、このドラマを見てバレーボールをやりたいと思う人が多く出てくることだ。

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公開日:2005/04/17 コーナー名: プチレビュー

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マンガプチレビュー:「働きマン」(安野モヨコ)

若者には「働きマン」を読ませろ

わたしは、仕事がすごく忙しくてテンパってるときに見るビデオがある。それは「情熱大陸」(TBS系)の安野モヨコの回を録画したものだ。これを見ると、自分もガンバロウって気にさせられる。安野モヨコはとてもまっとうで、すごく頑張っている人なのだ。

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公開日:2005/03/12 コーナー名: プチレビュー

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映画プチレビュー:「ジョゼと虎と魚たち」

池脇千鶴はほんまもん

池脇千鶴は女優だ。
テレビ東京「ASAYAN」のオーディションに合格し、8代目「リハウスガール」でデビューと、芸能界入りのきっかけはアイドル然とした彼女。しかし、その後実績を積み、アイドル的要素は払拭したといえる。
とはいえ、アイドルからうまく脱皮したというより、若くして老成した感を彼女に対して持っていたわたしだ。もう「カワイイ」という存在ではなくなったとも思っていた。

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公開日:2005/03/06 コーナー名: プチレビュー

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映画プチレビュー:「子猫をお願い」

近くて遠い国での、理解できそうなできなそうな物語

わたしにとっての女の子というものは、日本にとっての韓国のようなものかもしれない。近くて遠くて、理解できそうで理解できない存在…。

「子猫をお願い」は韓国・仁川(インチョン)を舞台にした、どこにでもいそうなフツーの女の子たちの物語。高校時代の仲良し5人組が、卒業してバラバラになってからの友情模様を描いている。

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公開日:2005/01/20 コーナー名: プチレビュー

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本プチレビュー:「バリバリのハト派—女子供カルチャー反戦論」(荷宮和子)

何かの本を読んで、「ああ、この人は自分の言いたかったことを言ってくれている」と思ったことのある人は多いだろう。なんとなく感じていた思いや、ちょっとひっかかっていた事象なんかを、うまく言葉にすくい上げている文章を見ると、「ああ、コレだコレ、わたしの考えていたのは」と感じて、作者や登場人物にシンパシーを感じたりするよね。

わたしにとって荷宮和子という人はそういう作家で、彼女のすくい上げた言葉のひとつひとつに共感したり、感心したりしている。

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公開日:2004/12/09 コーナー名: プチレビュー

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映画プチレビュー:「オールド・ボーイ」

世は韓流ブームであるが、映画「オールド・ボーイ」は韓流ブームまっただ中の今公開されて、得もしてれば損もしているだろう。
というのもこの映画、日本での「韓流」のイメージとなりつつある純愛、出世の秘密・病気・事故といったお約束の展開、イケメン俳優、といった要素はない。いや、違った意味での純愛は貫かれているが、メロドラマ的ではない。

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公開日:2004/11/21 コーナー名: プチレビュー

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映画プチレビュー:「ほえる犬は噛まない」

「ほえる犬は噛まない」観賞上の注意

  • タイトル「ほえる犬は噛まない」は邦題なのですが、内容とさして関係ありません。
  • かわいい犬が出てくる楽しい映画、と思ったら裏切られます。
  • コメディを期待すると、肩すかしをくらいます。
  • とにかく笑いたい、というときに見る映画ではありません。
  • かといって、泣ける映画でもありません。
  • 「とびっきりキュートでちょっぴりシュール」という売り文句も、あまり信用しない方がいいです。

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公開日:2004/10/30 コーナー名: プチレビュー


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韓ドラホリック—私が韓国ドラマを好きな理由」(Rinko・リヨン社/二見書房)のイラストを担当しました。[→詳細]

芦之由プロフィール

芦之由(あしの よし)
韓国ドラマ、アイドル(とくに80年代)、テレビ全般のネタを中心に文章・イラストを書(描)いています。
このサイトのデザイン・システム構築もやってます。
フリーランスWebデザイナー/イラストレーター

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